跳躍 ≪8≫
紀夫の姿をしたその男は、口いっぱいの苦虫を噛み潰したような渋面を作って待ち構えていた。
「いい加減こっちも困るんだよ、汝らにそういうことをされるとさ」
この間と同じく、前後左右上下総ガラス張りの空間で男と向かい合っており、蹴斗の隣には将斗の姿もあった。試しに声には出さず『おい、お前何かやったのか?』とテレパシーの要領で将斗にメッセージを送ってみたが、向こうがそれに気づく様子はない。この空間では蹴斗と将斗が思考だけで会話することは不可能のようだ。もっとも、夢の中でのやり取りであることを考えれば、事実上思考内で完結しているといえばしているのだが。
「俺たちはおとなしく家に引きこもっていた。とやかく言われる筋合いはないが?」
そう堂々と抗弁したのは将斗だった。
「掲示板でアホ共を煽ったであろう。ああいう行いは、歴史の修正力の機嫌をもっとも損ねる行動だと肝に銘じたまえ」
「機嫌を損ねるって……やっぱ歴史の修正力とかいうやつには人格があるって認識でいいのか?」
蹴斗が突っ込む。
「ものの例えである。ほら、あれ、擬人法、擬人法!」
とにかく匿名掲示板で不特定多数を煽ることも、何かしら矛盾を抱えた存在としては控えなければならない行為らしい。生きにくいにもほどがある、と蹴斗は不満を覚えた。
だが一向に音沙汰がないまま家で過ごし続けるよりは、少々男の地雷に触れてでも彼を呼び寄せた方が、蹴斗の気分的にも幾分マシであったのは確かだ。
「イヤ、ぶっちゃけそろそろ俺たちをどうにかしてくれないか? このまま一生引きこもるとかマジありえねーし、今日もそのために現れたんだろ」
と蹴斗が怒鳴る。
「分かっておる。まあ、その、なんだ。時は満ちた」
男が軽い口調で言った。それがあまりに真剣味を欠いていたため、蹴斗にはその内容がいかに重大であるのかまったく伝わらなかった。
「分かってねーだろ! この間から回りくどい訳の分からんことばかり言いやがって。一々もったい付けた言い方をして、こっちを煙に巻こうって姿勢が気にいらねえんだよ。トキだかコウノトリだか何か知らんがよ、それが満ちたから何なんだ」
思わずスイッチが入ってしまった蹴斗が怒鳴り散らすなか、事態をより正確に把握していたと思しき将斗が諭すように呟く。
「まさか理解していない、なんてことはないとは思うが……そいつは『機が熟した』と言ってるんだぞ」
「ハァ? 木が熟したら林にでもなるのか?」
将斗による冷静な指摘もむなしく、蹴斗が無学を晒しつつも場の空気を大変微妙なものへと変えてしまった。頭を抱えた将斗が状況をかみ砕いて懇切丁寧に説明し、蹴斗はようやく事態を把握することができた。
「ああ〜なるほどね。要はいい報せがあって、それを発表するちょうどいい頃合いになったってことだろ? ずっとそれを待ってたんだよ」
慌てた蹴斗が調子のいい笑顔を作って語りかけるも、男はいよいよ濃縮された苦虫エキスを1ガロンほど飲み干したような渋面を作った。その表情はほとんど末期の病人が見せるような死相然としていたが、それに関して蹴斗がしてやれることは愛想笑いを維持すること以外には何もなかった。
ややあって、男はおもむろに杖を取り出し(それは突然虚空から現れた)、柄の部分を足元の透明な板に突き立てた。
「汝らが調べた過去、すなわち『760 FIFAワールドカップ』の検索結果が揺らいだのは、それが汝らと同じく重ね合わせの状態にあるからである。すなわち、それ自体が確定していない、不確かな過去であるということだ。ただし、それは汝らが知覚する限りにおいての話であり、それ以外の人間にとっては既に収束し、確定した過去でもある」
「つまり、俺ら以外の人間の目には検索結果は正常に表示されるし、彼らは『760 FIFAワールドカップ』の優勝者も具体的に認識できる、ということか?」
将斗の質問に、男は頷いた。
「おおむねその通りである。より正確には、将斗と関わる以前の蹴斗にとってもそれは収束していた、あるいは収束したと処理されていた事象であった。汝らが重ね合わせの状態になった時点で、その事象すら揺らいだのである。要は、その時点で深刻なド忘れが発生したという感じだな。汝ら視点で考えれば、そんなことは因果律を無視した矛盾そのものであるというほかないであろう。その矛盾はすなわち、今の汝らの存在が抱えている矛盾そのものでもある」
そう言うと、男は杖の先で透明な板の上に『760』・『2025』と数字を書いた。その文字はパチンコ屋の電飾のように闇を背景に浮かび上がる。次いで男はその数字同士を往復する二本の矢印で繋いだ。
「およそ因果というものは過去より未来へと流れ、基本的に時を
「急に当たり前のことを言い出したな」
「ぐぬぬ。『時は満ちた』も知らんかったくせに……」
男はひとしきり地団駄を踏んだところでオホンと咳払いをし、床に書いた『2025』から『760』へ向けた矢印に杖を添えた。するとその矢印の部分だけが虹色に発光を始めた。
「しかしながら、極まれに例外が発生することもある。例えば、並行世界からの干渉を受けたときなどがそれに該当するの。沼渕氏のノート転移などは、その最たる例と言えよう。そして今回の『760 FIFAワールドカップ』の事例もまた同様と考えてしかるべきである。汝らの視点から見て確定していない過去があるということはすなわち、汝らがその過去の時点に関わることによってしか事態を収束させることが出来ないポイントがある、ということでもあるのだ」
「その過去を確定させるために、俺たちに時間を遡行しろ、ということか」
将斗が男の話に口を挟むと、男はしかつめらしい表情で頷いた。
「さよう。汝らが重ね合わせの状態にあり、同様に『760 FIFAワールドカップ』が重ね合わせの状態にあることは、偶然の一致ではない。解消すべき因果律の歪みが時空を超えて繋がっているということなのだ。歴史の修正力はただ『汝らを粛清する』という形でその矛盾を解消しようとしておる。汝らが時を遡行することは、それを防ぎえる唯一の手段であるといえよう」
「つまり、俺たちが時を
「そうは言うとらんぞい」
蹴斗は発言がたちどころに否定され、憤然とした表情となる。
「簡潔に今後の予定を話すとしよう。汝らにはこれからブラヅルから送られてくるエージェント、ロドリゴ新橋という人物とコンタクトを取ってもらう。彼はブラヅルでのサッカー留学の手引きをしてくるので、汝らは言われるがままに従うといい。そうしてJANAL国際便で日本を発った汝らは神隠しに遭う、というシナリオが出来上がっておる」
「何だ、乗客は巻き添えにするのか?」
「安心召されい。消されるのは汝らだけだ」
全然安心できないというかむしろ物騒な台詞を男が吐いた。しかし、大事なのはむしろ神隠しに遭ったその後だ、と蹴斗は考える。
時を遡って、何かしら第1回W杯に影響を及ぼしてくること、そしてその結果として揺らいでいた過去を確定させる。正直、蹴斗にはイマイチそれがどういうことなのか分からない。そして、どうすればこの男が(あるいは歴史の修正力とやらが)望むように過去が確定するのかも不明だ。
さらに、よしんば過去を確定させることができたとして、である。同じく重ね合わせの状態にある蹴斗と将斗はどうなる? 過去が確定すれば、重ね合わせの状態にある二人も分離することができるのか?
その訳の分からない問題に蹴斗が囚われているところに、男の声が割って入ってくる。
「神隠しに遭った汝らが元の世界に帰ってくるのに必要な条件はただ一つ。転移した先で、一人の人間に二人が入っているという重ね合わせの状態を解消してくること。期限は1年。汝らは、第1回W杯から遡ること1年前のエルミリア大陸へと転送されることになるであろう。健闘を祈る」
そう宣言すると、男はけたたましい悲鳴のような笑い声を上げた。
その声が余りに耳障りで、蹴斗は反射的に男の頭頂部をひっぱたこうとしたが、結局その手に掴むことができたのは目覚まし時計だった。
いつものように朝を迎えていたのだ。
ブラヅルへのサッカー留学の話はトントン拍子に進んだ。
日本サッカー連盟を通じて紹介されたロドリゴ新橋という男は、実直さと勤勉さと情熱をまんべんなく兼ね備えた極めて有能な人物だった。訳あって家から出られないと主張した蹴斗に対してイヤな顔一つせず「大船に乗った気持ちでいてくれ。時が来れば、君の家に大きなリムジンで迎えに上がるから」と言って白い歯を見せて笑った。
留学前日、蹴斗は親しい級友を自宅へ招待した。留学するという話はクラス全体に伝わっていたが、あれから蹴斗が一度も登校することなくブラヅルへ発つことは驚きを以て受け止められた。蹴斗が高校生にしてJリーガーへなり仰せ、爆発的に知名度を高めたことから、多くの学校関係者が訪問することを希望したが、元より手狭な自宅に招待するには荷が勝ちすぎており、帰国後に改めて機会を設けると説明して納得してもらった。
表向きは交換留学制度に則ったサッカー留学であり、留年やらで学年がずれる心配はない、とロドリゴ新橋は言った。しかし、蹴斗が神隠しに遭って、恐らくは1年のあいだ行方不明になることを、この世界で実体を持つ存在としては蹴斗のみが知り得ていた。恐らく留年は避けられないだろう、と蹴斗は覚悟を決めている。
性別判定のためにベルトコンベアで運ばれてくるヒヨコのごとく、入れかわり立ちかわり客が訪れては蹴斗と言葉を交わしていく。一年の短期留学に級友を送り出す程度のイベントなので、そこに別れの雰囲気はなく、むしろそれは壮行会めいていた。
小学生の頃に塾で蹴斗と隣の席になったことがあるギリギリ幼馴染みと言ってよい距離感の(そして同じ高校だが別クラスの)陽子を招待したのは、彼女といつも仲良くしている玲那という女の子を誘うための口実だったのだが、そのことは誰にも話していないのに陽子にはバレバレだった。蹴斗と玲那は中学時代に一度だけ体育祭の実行委員の仕事で顔を合わせたことがあるというだけの仲だった。しかしながら、サッカーのプロリーグであるJリーグを目指しながらも高校進学を決めたのは、確かに彼女に対する断ちがたい未練があったからでもある。
もちろん健児や他の仲のよい友達の大半が高校進学をするという事情もあったし、幸運にもその辺の繋がりのある連中の多くが同じ高校へ入学することが叶ったので、蹴斗の不純な動機が表沙汰になることはなかった。
「私をダシにするなんて、なんつーかスケールが小さいというか……アンタはもう有名人なんだから、もっと堂々としてればいいのに」
と突っかかってくる陽子に対して、蹴斗はイヤホラ小学校の頃塾でお世話になったし、などと要領を得ない返事をする。しかし、陽子の手招きに応じて蹴斗の目の前にやってきた玲那は、少なくとも表向きにはそのような事情を知る由もないという表情をしていた。
玲那は、高校に進学してから以前より垢抜けたように蹴斗には見えた。髪の色が変わったとかやたらオシャレになったとかではなく、自然に大人びただけなのだ。たったそれだけの変化でも、蹴斗は何だか彼女が少し遠くへ行ってしまったような気がした。
「なんか話すの久しぶり……だよね?」と玲那は遠慮がちに言った。「同じ高校の人がいきなりプロサッカー選手になっちゃうなんて凄い不思議な感じ、っていうか、何だか遠い人になっちゃったみたいな」
「いえ、こちらこそ」
などと挙動不審者特有の的を射ない返答をしてしまった蹴斗は、気まずさに堪えられなくなって愛想笑いで誤魔化そうとして、ブフォという挙動不審者特有の笑い方をしてしまう。その様子があまりに可笑しかったのか、玲那はアハハと屈託のない笑いを返してきた。
「あれ、黒須君って中学の頃からこんな感じだっけ?」
玲那の悪気のない言葉が蹴斗のメンタルをそこはかとなく削ってくる。それでも、今こうして話ができただけでもすこぶる嬉しく、勇気を出して陽子をダシにした甲斐があったと感じられた。
「俺にはサッカーしかなかったから」と、蹴斗は何に対する返答なのかも分からない言葉を発した。「そのせいってわけでもないけど、何の因果か俺、本当に遠い人になっちゃうんだよなあ。物理的な意味で」
「地球の裏側だもんね」
本当は地球の裏側どころではないけど、と蹴斗は思うが口には出さない。きっと地球の裏側の遠さを想像してくれた上で、玲那はそう言ってくれたのだ。
「私、応援してるよ」
そう言って玲那は蹴斗の手を取った。両手で包み込むような握手だった。突然のアクションに蹴斗は完全に虚を突かれた。
「マジで?」
「マジで」
「あ、ありがとう」
じゃあねと言い残すと、玲那はフッと手を解いて、陽子と共に歩き去ってしまった。久しぶりの会話は終わってみればなんとも呆気なく、それでも貴重な一瞬だった。
そうやって玲那を見送った蹴斗は、もう何だか死んでもいいやという投げやりな幸福感に包まれていた。今なら角材に頭をぶつけて逝くという最期を受け入れられる気がした。
『死んでいいわけがあるか』
そこへ将斗の意識が割り込んでくる。相変わらず宿主の思考を読んでくる辺り、油断のならない残留思念(?)だと蹴斗は苦々しく思う。
『いや、死ぬってのはそういう意味じゃなくて、っつーか面倒くさい野郎だなお前』
『ブラヅル留学するフリをするのも、生きて帰るためだろ。少なくとも、お前は生きて帰らなくちゃ意味がない』
少し考えてみれば分かることではあるが、死ぬという話題は将斗にとって地雷なのだろう。しかしそんな将斗も、こと時間遡行をした上で再び現在の時間軸へ帰ってくるのは蹴斗の方だ、と言っている。
果たして将斗は死を覚悟しているのか。その覚悟を決めた上で大陸歴759年のエルミリア大陸へ
そのことを本人に問いただすだけの勇気を、蹴斗は持ち合わせていなかった。
最後に蹴斗の前に現れたのは健児だった。これはもう完全に自然な流れで、誰もが蹴斗にとって一番古くからのサッカー仲間である健児こそが大トリにふさわしいと考えていたのだ。
「お前、大橋玲那のこと好きだったの?」
「は? 別にそんなこと……っつーか関係ないだろ」
「まあ、関係はないけどモロバレっつーか、水くせえな。もう少し早く言ってくれてりゃ、協力してやったのに」
それはもったい無いことをしたなと蹴斗は一瞬考えたが、どの道あまり役には立たなかっただろう。自分は自分なりに三段リーグを戦うことに夢中で、心に全然余裕などなかったからだ。そして将斗の意識が取り憑いてからは、対局に対しては余裕が出来たものの、他の物事に対して意識が行き過ぎて、結局は恋愛を楽しむような心構えは出来ていなかった。
「まずはサッカー留学で強くなることだけ考えるわ。その間に、その、大橋に彼氏とか出来ててもそれは仕方ないと思うし、これは俺が決めたことだから精一杯やってくるよ」
「お前、本当にサッカー馬鹿なんだな」
確かに言われてみれば、蹴斗は自分自身サッカー以外のことはからっきしのようにも思えた。女子と話せばキョドるし、勉強はそこそこ出来るほうだが(サッカーの勉強時間の1/10程度でも振り分ければそれなりの成績が取れた)、運動は得意なほうではない。
でも、本当の意味でサッカー馬鹿になれたのは、将斗が取り憑いてからだと思う。将斗には自分にはない種類の情熱が(おそらく以前は将棋に対して向けられていたものだろうが)あったし、そのことは大いに蹴斗のサッカー観にインスピレーションを与えた。
「なあ健児、色々と、その、ごめんな」
「ハァ? 何でこの話の流れでお前が謝んの?」
「いや、話の流れとは関係ないけど、ことあるごとに俺けっこう酷いこと言ってきたし、それでも友達を続けてくれてることがスゲー嬉しいっていうか……」
「あーもう気持ち悪いな! 過ぎたことはいいだろ」
露骨に迷惑そうな顔を作った健児に言葉を続けることを阻まれ、蹴斗は曖昧に頭をかいた。
他に言うべきことがないか蹴斗は思い描いてみたが、何もなかった。普段から一番多くつるんできた友人に対して、改まって言うことなどそうそう見つからないのかも知れない。
「じゃ、行ってくるわ」
「おう、行ってこい」
気がつけば健児以外の招待客はみんな帰っていた。
蹴斗も明日の旅支度などがあるため、ここで散会となった。
健児など一部のつながりの深い友人は、これからも蹴斗とメッセージアプリなどでやり取りをするという前提だろう。特にシリアスなやり取りなどをすることもなかった。
本当のことを話せないもどかしさはもちろんある。しかし、それは考えても詮ないことだ。
閑散としたリビングには蹴斗一人が残された。
健児に対して謝ったとき、その言葉の背後にあった後ろめたさは確実に将斗が持っているものだった。しかしその言葉を投げかけたのは、確かに蹴斗自身だった。将斗に強制されたわけではない。自分自身の言葉で、自分自身の気持ちを語ったのだ。
しかし、意識の中の将斗はこう言った。
『なあ蹴斗、ありがとうな。多分5年越しくらいだったと思うけど、やっと健児に謝れたよ』
『……ずっと謝りたかったのか?』
『そりゃ、まあな』
蹴斗は、慎重に言葉を選びながら頭の中の思考を進めた。
将斗は、謝ってくれてありがとうとは言わなかった。謝れたことを感謝したのだ。
『俺も健児には謝りたかった、というよりも健児に謝りたいという気分になっていた。将斗、お前に影響されたのかもな』
『お前の言いたいことは分かる。俺の気分や認識が、お前の行動に影響を及ぼしているんじゃないかって考えているんだろう。そして、俺はそれを否定できない。ひょっとすると、俺たちの境目が曖昧になってきているのかも知れないな』
その言葉を最後に、将斗はふっつりと黙り込んでしまった。
言葉を発していないときの将斗は、スリープ状態のコンピュータを連想させた。脳のリソースを一部占拠しながら、スリープという言葉とは裏腹に眠ることなく待機しているのだ。しかし、蹴斗はその状態を解除するスイッチを持っていなかった。心の中での問いかけは、ひとたび無視されれば永遠に回収されることのない宇宙ゴミとなって、心の
二日後、ブラヅルの空港に姿を現すはずの日本人が行方をくらませた。乗換便への搭乗までは確認されたが、その後の足跡は
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