vs屍神(見習い編)

「七の屍神の七、愛され系末っ子死体」



・概要

 オーロラ体の底力、再び観測したいのです。クローン技術やサイボーグなんて生半なまなか使わずとも、死体の神は再現出来ます。

 ……あれ、なんで失敗したですか?


・場所

 5番コロニー、デットライジング。


・依頼人

 元社長候補、リンド。


・ターゲット

「名称」

 屍神エリュズリ。

「外見」

 若草色のドレスを着こなす可憐な淑女。ふわふわした栗毛は雰囲気を和らげる。しかしその瞳は凍えた凍土の色だ。

「能力」

 愛の神格。

 愛、美、恋愛、多産を司る女神。屍兵化したゾンビたちを従える。死体の華。愛されるお姫様。

 オーロラ体。

 パラレルな存在を生み出したその技術も、屍神の不死身を再現出来なかった。しかし、怪力と精霊を使役する力は顕在。なぜか全く喋らない。

 愛のタリスマン。

 雌猿の骨盤。精霊に愛され、その力を行使する。ありとあらゆる自然基本属性の攻撃を放つ。しかし、一定以上強力な力は行使出来ない。


・脅威度

 星1。


・勝利条件

 屍神エリュズリ及び配下の屍兵の殲滅。

リンド「パチモンなんて所詮こんなものでしたか……がっかりです」


・敗北条件

 死亡or逃走。




「請負人」

 南木様『御勅使みだいアイネ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889216737/episodes/1177354054889353319



「裏話」

 末っ子エリーちゃん。本編ではかなり可哀想な倒され方をする子。

 余り物でなんとか製造された屍神で、肉体もタリスマンも何もかもが中途半端。まさに数合わせのような子だけれども、みんな家族として大切に接してくれている。そんな風に甘やかされたせいで、結構わがまま。姉貴分のゾン子をからかっては追いかけられて楽しんでいる。

 カンパニーでは、割りと呆気なくやられて終わり。不死身がないと、序盤の緋色とかにも負けそうなくらいの実力。

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