ボス:高月あやか
「輪廻の魔女ボア」
・外見
身長162cm、グラマラスな筋肉ボディ。ベリーショートの黒髪。猛禽類のような獰猛な目つき。
その背後には魔女本体が浮かんでいる。円環を描くように六つの巨大な眼球が並び、その中央に三つ目の球体が浮かんでいる。その中身体は少女あやかそのものであり、しかし彼女は形代でしかない。
梵我一如。アートマンとブラフマンは同一として巡る。
・ベル
子宮の中
・職業
ラスボス
・経歴
魔女と成り果てた少女は、その強靭な自我から魔女という化け物を自分の支配下に置いた。世界の道理を覆した欲望の芯は、自己顕示欲。神を目指し、崇め奉られるのが当面の目的。惨めに敗れ去った後、その一欠片がこの世界に流れついた。
・性格
俺様スゲー!!
一人称も「俺様」。俺様っ娘という新しいジャンル。正気も狂気も強靭な自我がねじ伏せた。
・能力
「輪廻の魔女」
六つの眼球と三眼の球体。無数の黒い腕がそれらを覆い、五メートル近い巨人として屹立する。が、本体であるはずの魔女は戦闘に積極的には関わらず、形代のはずの少女が暴れ回るのみである。一応、三眼の球体を破壊すれば魔女本体は撃破可能。しかし、形代でしかない少女あやかは全く止まらない。
また、そこに在るだけで周囲の生命体の正気を奪っていく精神汚染を放つ。
「終わりのあやか」
輪廻の魔女の周囲に降り注ぐ泥の雨。積み重なった泥の中からは真っ黒の少女あやかが這い出てくる。そのどれもが本体に近い戦闘力を持っているが、強い衝撃を受けると形が崩れてしまう。
また、輪廻の魔女は捕食した人間の皮を「終わりのあやか」に被せることが出来る。すると、皮の人格・能力がそのままトレースされる。迷いの六道に引きずり込まれた魂は「終わりのあやか」として輪廻を歩む。
彼女たちの業は、やがて約束された未来神へと届くものである。
「格闘術」
高月あやかの素の戦闘力。無茶苦茶な格闘戦で相手を圧倒する。人外じみた身体能力を誇るが、所詮は中学生の女の子。これだけでは異能と異形が闊歩する戦場を戦えない。
「
高月あやかの真骨頂とも呼べる魔法。身体能力、技の威力、再生力、感情、思考、あらゆるものがその対象となる。攻撃を放てば全てを殲滅し、防御を固めれば万物を弾き、攻撃を食らっても無限に再生する。
強く、重く、強靭に。最強が積み重なれば神にも届く。
・装備
気力、根性、勝利
・口癖
「俺様が、あやかだ」
「リロード、キャノンショット!!」
「リロードリロードリロードリロードリロードリロードリロードリロード――――!!!!」
「おら、俺様を楽しませてみろよ!」
・撃破条件
撃破は極めて難しいので、ベルの破壊を狙いましょう! 熱い友情を築いて、ベッドの中で子宮のベルを打ち砕くのです!
もしくは、再生が追いつかないくらいに肉体を破壊し尽くせば消滅します。
・対戦相手
ソルト様『日向日和』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885714804/episodes/1177354054887288867
・裏話
昔書いた某アニメの二次創作のラスボス。
圧倒的主人公属性。絶対的強さ。無尽蔵の欲望。彼女の出発点は孤独からの渇愛。すごくなれば皆が認めてくれる。見てくれる。腕を伸ばして、たくさんの目を向けられて。魔女はそんな欲望の鏡写し。高月さんの中で、すごいの頂点は神様のこと。強くなる、自分を認めさせる、神になる。その欲望は宇宙の理すら書き換える。
輪廻の魔女に堕ちる前は、クラスの人気者。これでも14歳の女子中学生。頭もよくて、運動ができて、男女ともに人気があった。メルロちゃんもその一人。でも、すごすぎて誰も対等にな友達になれなかった。人に囲まれて、常に孤独。ヒーローはいつだって孤独なんだ。
でも、対等以上に戦って、認めてくれた日和さんに、彼女は本当の意味で救われたのかもしれない。
本編で無事成仏したが、逃げ切った一欠片が異世界に逃亡。リンド候補に拾われて社長戦争参戦に至る。リンドさんやべえ。
輪廻の魔女の精神汚染は彼女にも例外なく降り注ぐ。一番近くにいるが故に、その影響も一層強く。彼女の終わりも次の企画で語れたらな、と思います。
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