第7話 子猫と共に

にゃあ


子猫は女の子の前を歩きました


まるで、女の子を導いてるかのようです


女の子は子猫についていきました


そして、女の子は無事におうちにたどり着くことができました


お母さんのところへ帰ったころには、もう外は真っ暗でした


もう!こんな遅くまで、森にいたら危ないでしょう


女の子は少しだけしゅんとして


ごめんなさい


謝りました


そして、謝った後にお母さんに今日あったことを

全部全部話しました


たくさんたくさん小さな口を動かしながら


お母さんはびっくりした顔をしてから

優しくほほえんで


それは森のくまさんがあなたの味方をしてくれたのね

いい子にしてるから


そういって

女の子の頭を優しくなでました


そして、そのあとお母さんは少しずつ身体がよくなっていきました


もしかしたら、森のくまさんが小さな女の子が頑張っているのを知って

助けてくれたのかもしれませんね

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森のくまさん 刻ノ風 @tokinokaze

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