第2回 節分物語どんとこーい!

 第2回 節分物語どんとこーい!

 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054893791442


 節分をテーマにした企画は去年も開催したのですが、今年も懲りずに立ててみました。何かね、日本の行事ってあんまり日の目を浴びないじゃないですか。だからこそ、そこにスポットライトを当てたくなるんですよ。勿論私が話を思いつけるイベント限定ですが。なので雛祭りとか七夕とかは企画が立て辛いんです。恋愛やラブコメが苦手なので(汗)。

 その点、節分は色々思うところがあるからか書きやすいんですよね。もっと苦手をなくしていかにゃあとは思っているのですが。


 今回の企画ですが、これが意外と多くの作品が集まったのですよ。去年の参加作は6作品ですからね。今回、自作を2つ参加させたと言うのもありますけど、全部で11作品集まりました。自分の立てた企画でこれだけ集まれば十分でしょう。ルール違反もなくて、いい雰囲気で終えられたと思います。


 参加作の中には基本的な鬼退治の話以外に恵方巻きに注目した作品もあり、バラエティに富んでいましたね。鬼退治も単純な戦争モノオマージュ以外にも鬼退治ごっこの鬼やら鬼もいるのに仲間内で豆まきに没頭するのやら、豆まきイベントに鬼役で出る学生の話やらシリアスな日本の中世の話やら……。節分をテーマにしても色々物語が描けるのだなと感心しました。

 今回企画に参加してくださった皆さん、有難うございます。


 私がこの企画に参加したのは2作品。2作品目は書く予定がなかったのですけど、コンビニで恵方巻きスイーツを眺めていたら物語が降りてきて、急いで書きました。


 1作品目は『最後の試練は鬼退治?!』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893791518


 この作品がどう言うものかと言うと、退魔師と鬼の話です。鬼退治を命じられた主人公が鬼の少女と出会い、2人で巨大な災厄レベルの鬼を倒す物語。鬼を倒す武器は豆と言う事で、映像化したらシュールな作品になりますねぇ。起承転結を意識していたら結構長い話になってしまいました。KACで鍛えた短編を4000文字以内に収めるテクはどこに(汗)。

 節分短編には豆まきと福は内要素を入れたいと思っていたので、それがちゃんと描写出来て自分的には満足な作品です。


 2作品目は『2月3日の鬼ギャルJK』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893986917


 一方、こちらは完全にギャグに振り切った作品です。とは言え、ギャグ作品は作者のギャグセンスが試される訳で……。★18(※執筆時)は自分内ではかなりの成功例ですね。自信も付きました。


 既に書きましたけど、この作品の発想の発端はコンビニの恵方巻きスイーツです。ギャルがこのスイーツを見て脳天気な会話をするイメージが浮かんできて、そこから物語を作っていきました。鬼が普通に存在する世界があってもいいかなと。


 ギャルってギャグに使いやすいキャラなんですよね。元々明るいし。ギャルがギャルっぽい会話をしているだけで楽しいじゃないですか。私のギャル表現再現能力はあまり高くはないですけど、自分の中のギャルを最大限に生かして何とか形にはなったかと思います。

 とは言え、実在のギャルと言うよりはネットとかで見かける作られたギャル像ですけどね。リアルギャルとは接点がないんだからしゃーない(汗)。


 小さなこだわりとしては、鬼キャラなので名前を全部鬼に統一したと言うところですかね。ネーミングセンスはあまりないですけど、コメディだからダサいくらいの方が笑いに変えられていいですよね。

 この作品の高評価を成功体験にして、これからも思いつければギャグやコメディに挑戦したいと思います。ふんもおおお!


 来年も誰も立てなかったら節分企画を立ち上げようかな。あっ、今から来年の事を言うと鬼に笑われますねっ。

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