　ロイヤルティプログラムに参加していないけどKAC2020を楽しみたいっ！

　去年好評だったカクヨム３周年記念選手権。その一年後に開催されたカクヨム４周年記念選手権、KAC2020は去年と違い、ご褒美をリワードで還元する仕組みになってしまいました。これではプログラムに参加していない人には旨味が全くありません。なので私は早々に参加を辞退します。

　とは言え、お題には挑戦したい。そこで、参加はしないけどお題には挑戦する事を決めたんです。

　最初はこっそりと遊ぼうと思っていたのですが、ＰＶが増えないではないですか。と言う訳で、プログラムに参加していないけどお題小説は書いている私みたいな人を自主企画で募ってみようと思ったんです。これで自作ＰＶも増えるかもと思って。

　募集してみると、最終的に４０作品（自作除く）集まりまして。ひとお題に付き平均で８つくらいと割と好評でした。集まる作品も短編ですし、一気に集まるのではなくお題発表ごとに集まるので、読破もそこまで大変ではないのも良かったですね。いい自主企画だったと思います。

　企画的には悪くなかったのですけど、最初の目論見である自作が読まれるようになったかと言うとこれが微妙でして（汗）。熱心な数人の読者の方に救われた感じです。作品フォロアーの皆さん、有難うございます。

　企画を立ち上げれば読んでくれる……そんな風に思っている認識を変えねばですねぇ……（遠い目）。

　私がこの企画に参加したのはこの作品です。って言うか、これを読んでもらうためにこの企画を立ち上げました。

　ロイヤルティに参加していないから勝手にKAC2020！

　KAC2020は作品ごとに短編として区切って発表しなくてはいけません。ただ、参加しないならその縛りもないと言う事で短編集にしました。この短編集の中にはお題に沿った連作短編と、それ以外のお題短編が収録されています。

　こうする事によって、連作短編のあらすじ説明の必要がなくなりました。去年は一応どの作品も短編として読めるようにあらすじを冒頭に入れたりと工夫していましたし、その手間がないのは楽でしたね。

　収録作は連作短編の『魔法少年アサヒ』とその他の短編群。実際、全部独立した短編で発表した方が読まれた可能性は高いです。そう言う結果が分かっただけ、この形で公開して良かったなと思います。色々試してみるものですよ、ええ。

　来年も同じ形でKAC2021が開催されたら、また同じ企画を立ち上げたいと思います。え？　プログラムには参加しないのかって？　うん、多分参加はしませんね。投げ銭が実装されて投げ銭もリワードを利用するシステムだったら、その時には参加するかもですが。そう言う感じでーす。

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