あれ~
11/8 inバンビエン
午前中に起きる。昨日の吸いすぎがひびいているのだろう、体が重い。義務を少し終えてから、宿のレストランでメシを食べる。チャリに乗ってジャンベがたたける場所をさがしにいく。
チャリに乗って気がついたが、バンビエンの景色は実にきれいだ。山に囲まれ、緑豊かな田園風景が広がる。山の形は切りたった岩みたいで迫力がある。それにしても暑い!
20分ぐらいこぐと、ひらかれた芝生を発見する。けれど、日陰がなく、すわるところもみあたらないので、気分がのらない。ジーンズの裾に雑草の種がびっしりとついてしまったので却下だ。
もっと近いところで探すことにして、町の近くをまわる。民家がどこにでもあり、なかなかピンとくる場所が見つからない。しかたなく民家からすこし離れた、道のわきにある芝生に自転車を停める。
ジャンベをたたくがしっくりこない。それでもたたいていると、いつの間に熱中する。1時間ほどたたいてから帰る。
吸いすぎて頭がまわらない状態でネットカフェに寄り、ペグメールをみる。うーん、ペグちゃんはちょっとさめているのかな? 自分はいつも覚悟がたりない。
部屋に戻り、ぶりってごろごろしていると、昨日のプッシャーラオス人が部屋の外のテーブルで外国人相手に商売している。話しかけると、きのこを見せてくれるらしく、また来ると言い残してどこかに行ってしまう。
あいかわらず時間を守らず、なかなか戻ってこない。やっと戻ってきたと思ったら黒く固まった、直径2センチぐらいの石ころのようなものを渡される。英語が聞き取れずきのこかよくわからないが、ストロングらしい。きのこで痛い目にあったからストロングなやつははっきりいって怖い、どうしても慎重になってしまう。別の“やつ”が見たいと言うと、バイクの“けつ”に乗せられ連れて行かれる。
3,4軒ぐらい近くの民家をまわり、そのたびにプッシャーは無断で家の中へ入っていく。待っていると、かさの直径が8センチぐらいのきのこを2本持ってくる。たぶん、テングダケだろう、すごい“もの”をもってきたな。ぶりりすぎて冷静な判断ができず、9ドルで買うことにする。
そのときに40ドルぐらい落としたような気がする。札を数えているときに、札を落とし、プッシャーがひろって隠したように見えた。結局、金は見つからずラオス人を疑ったが、もし違ったらもめごとになるのでふかくは追及できない。落とす自分が悪い。うー、ぶりりすぎた。
宿へ送ってもらい部屋に戻る。さっそくきのこを見ると、生々しく新鮮取れたての状態だ。どうやって食べるのか聞くと、少しちぎって食べると教えてくれる。プッシャーに少しあげるから試してもらうと、まずいそぶりをして吐き出す。「すごい不安になるからやめてよ!」と思い、買ったことを少し後悔する。もしかしたら上等かも知れないので何も言えないが、、、
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