第25話:調理器具、食材、スタッフ採用(201310-12)

 その後、七郎は鈴木良三さんに銀行口座を教えてもらい購入予定品の予算と購入後にレシートをA4の紙に貼り付けて写真にしてメールを送ってくれる様に言った。次に調理器具の予算を立てて、必要な調理器具、道具があれば、その都度、メールで送って欲しいと伝えた。予算通りの金額を鈴木良三さんの銀行口座に、振り込むと伝えた。また、基本的にはクレジットカードをつくったので、それが使える所、例えば、コストコ、その他の商品もイーオンなどを優先して利用して欲しいと伝えた。その他、お米は地元の木元さんに依頼し、農家から直接、米60kg単位で購入するからトラックで運ぶように話したと伝えた。


 その他、気がついたところでは学生さんの自転車用が屋根付きの車庫、送迎用の10人乗りのワゴンをもう1台用意した方が良いと感じた。七郎は、28人入るから、10人乗りワゴン2台、揃える事にした。


 七郎は、家に帰る前に鈴木良三さんに、お手伝いの女性、何人必要かと聞くと5人欲しいと言った。また、業務量の16L用大型の圧力鍋(2.2升炊き)と水圧洗米機が必要になるといった。予算を聞くと20万円くらいと言われた。そこで、まず、100万円を鈴木さんの口座に入金すると約束した。更に、鈴木さんが朝早く食堂のテーブルをセットするためには、力仕事があるので管理人さんと併せて男性4人欲しいと言われた。話を聞いて、木元さんに、シングルマザーで、パートで炊事の手伝いをしてくれる人を8人と、お母さんが仕事をしている間、見てくれる人を4人世話して欲しいといった。もちろん有償ボランティアと言うことで、半日で2千円と食事、全日で4千円と食事の条件。炊事の手伝いも同じ値段で、ただし、シングルマザーには、子供の分まで含めて、3食分の食事を付けるという条件でどうかとと聞くと、木元さんは子供の世話は、元気な、ばあさんにお願いして、食事と果物、お茶をつけて、半日千円、前日2千円でOK、その分、シングルマザーは、常勤なら15万円、1日なら5千円で家族全員の3食分の食事付きにして欲しいと言われ了解した。


 その他、管理人さんとして常時、男性2人は必要じゃないかと言った。例えば、朝7時から夜7時まで2人、当直専門の人(夜7時から朝7時まで)を1人、報酬は、昼間2千円、当直は4千円で食事付きで員じゃないかと言いそれで良ければ。、至急、近所の町内会を通じて探しますと、言ってくれた。


 七郎が多分、まだ足らない事があると思いますので、わかり次第、木元さんへ電話させていただきますので協力お願いしますと言った。そのうち木元さんが七郎に、こんな、大盤振る舞いして本当にやっていけるのかと聞いてきた。七郎が、なんとかしますから大丈夫と言い。木元さんが、本当に継続して、お願いしますよと笑った。


 翌週から木元さんから電話で管理人さんと宿直の男性と調理手伝いのシングルマザーが揃った。彼女らは3人が土日休みで常勤勤務。5人が週2日、土日のみ勤務。週に2回、全日勤務できる人が8人揃った。子供の面倒見る高齢の女性は10人、おやつ、お茶、食事付きで地元の老人会のボアランティアでやってくれることになった。

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