人は死ぬ。では、死んだあとはどこに行く?

これこれ。こういうSFを読みたかったんだよ。
まず私がこの話の第一話を読んだ感想がそれだった。

現在、第三話まで読了。
あらゆる廃棄物を街が吸収して、市民の生活にそれを還元するという世界観がシャープだ。昨今の環境問題も視野に入れた発想が新鮮で目を奪われた。
さらに、その世界観の中に溶け込む登場人物が最高にイカしてる。ケイトのぶっきらぼうな中に見える人間らしさが生き生きと描かれていて、画面をスクロールする手が止まらない。

もっと読みたい。こんなに面白い話に出会えるなんて。
「呼吸する町」は私にとってそう思わせてくれた作品だ。これからも続きを楽しみにしています。

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