横の次元、縦の次元

横と縦に悩む


縦に書き上げて横にして読む。


目が滑る。何か違う。


横から書き上げて縦にして読む


コックリと頷かせるも何か違う。


一次元の字格の上、二次元に戸惑う。


二次元の視点、貼りついたインクのシミ


厚みを求めて完成させた


儚く三次元の中で崩れる。


上から覗きこむも自由


横から見るも自由


道筋見えぬ完成形だけが、ただ不自由


0次元の無(む)と夢(む)で次元を越えようと足掻く無謀の歓喜と滑稽さ


何も無いからこその無限という矛盾


『笑う』も『挑む』もご自由にさあ、どうぞ




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