スローライフだよ、のんびり行けばいいじゃない!!

スローライフと、わちゃわちゃと、次から次へとトラブルと。
トラブルメーカー・スサーナが行く!

舞台は秘密の詰まった島、貴族や王族の世界、学院。
世界を彩るスサーナ自身に眠る世界の根源にかかわる刺繍の魔法。
古代の遺跡やいくつもの塔に住む魔術師たち。 

陰謀あり、成り上がりあり、主人公に降りかかる困惑・難儀・騒動てんこもり。
しかしなぜか基本を流れるのはたしかにスローライフ。

とにかく主人公であるスサーナから目が離せない!!(いろんな意味で)
常に危なっかしい彼女は、彼女自身も周りの者にも、予想もしない方向へと転がっていきます。
この世界に生まれても遥か遠い、いつかの自分の記憶に縛られるスサーナ。
ー彼女はなにも望まない、自分自身のためにはー
自分のためにスサーナ自身が何かを望むとき、そこがこの物語の転換点になるのではないでしょうか。

話全体には多くの伏線がはられており、これからの展開にワクワクします。
個人的には刺繍の魔法がピックアップされるであろう鳥の民編や、古代遺跡に入るはめになったスサーナ!など想像でも楽しみです。
※この展開がくるかどうかはわかりませんが…

タイトルのスローライフに到着するまで先行きは遠そうですが、長い道のりにお付き合いできる予感に嬉しく、期待しています。

・・・ちなみに私の押しは、主人公の運命に非常に強くかかわっている魔術師の第三塔さんです!