小説を書いてる方なら共感を覚えずにはおれない。美しい作品です。

大学のサークルで後輩の作品に鋭い批判を浴びせる同級生の男。
主人公は、そんな彼を責める。

「作品を生み出す苦労を知らない」と。

その坂本との距離の縮まり方が秀逸です。

この後は、ネタバレになりますので、本文で。

とても爽やかな気分になれる作品。
アプリコットフィズというカクテルが文中で効果的に使われる、まさに佳品と言える物語です。

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