儚き永遠のビーストランド

作者 千石一郎

45

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★★★ Excellent!!!

表裏一体は世の理。

騒乱なる学園生活を嗤うか?

悲惨たる戦場行動を嘆くか?

その場凌ぎの涙は、在りもしない神の名を叫び荒野へと消える。

ならば若者たちよ、その心のままに舞い踊れ。
獣のドレスを身に纏い、心を曝け出せ。

『儚き永遠のビーストランド』

そこが”君達”の居場所だ。

★★★ Excellent!!!

獣を模した機動兵器『ドレスビースト』を操り、戦場と学園を生きる少年少女を描く物語。
その魅力は個人的に、スタイリッシュな『ドレスビースト』の機動兵器戦と、感情揺さぶる人間ドラマにあると思う。

今作は個性的なキャラが多く、その個性が至る所で激しく衝突し、それが作品の魅力を引き上げている。エスティの前に現れる苛烈な少年、ダンを始め、二人と対立するニールやマリア……戦場故に育まれた若い精神性の激突は、今作において最高の演出だ。

そして有機的な要素が絶妙に掛け算されたクールな機動兵器『ドレスビースト』の狂気的な美しさに、読み進めるほどに魅了される。

これから読者の感情をどう揺さぶってくるのか、どんな戦いを見せてくれるのか、楽しみでならない。

★★★ Excellent!!!

いいですよ。ほんとに。
ガンダムを始めとするロボットアニメなんかを見て育った男子はとにかく、こういうの大好きなんですね。
SFと言うよりは人間が搭乗して動くマシンが出て来るファンタジーという感触の方が個人的にはしっくりきます。

アニメで見てみたいと思えるタイプの作品ですね。
登場するドレスビーストの外見を勝手に脳内で補完して読んでます。

★★★ Excellent!!!

 ドレスビーストという鋼鉄の機動兵器に搭乗するダンとエスティをはじめとする、少年・少女たちの活躍を描いたSF小説です。

 自分たちの信念のために戦う姿を丁寧に描きながらも、彼らの心理や苦悩なども表現されています。特に終盤であるハプニング発生時におけるエスティの苦しみに対し、思わず私も感情移入してしまいました。
 そして実際の戦争もこんな感じなのではと考えてしまう場面も多く、彼らの人間ドラマ的な場面も楽しめる作品だと思います。

 またお話の途中で舞台が学園に変わる場面もあり、年頃の少年・少女らしい姿も垣間見ることが出来ます。