第185話 大団円‥‥‥には程遠いです
タイル王達から言われた事とは‥‥‥
「我がアレム大国とガルバディ帝国は正式に友好国として行くことにした」
「へぇ?友好国?‥‥‥えっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー友好国ううう!」
「ああ、そうだ!アレムとガルバディは何百年もの間争いが絶えなかったが、本日の友好国の調印式を持って正式な友好国になる!」
タイル王の言葉に僕はですね、僕は喜ぶ前に驚きましたよ。けど驚いたのはこの場にいた人では僕だけだったんですよ。なんでも昨晩僕が寝ている間にある程度話し合っていたらしいです。けどねぇ〜〜〜
「なんでそんな大事な話し合いをこんなとこで、しかも酒を飲みながら‥‥‥」
て、僕が少し怒りながら言ったら今度はブレイク王が
「こう言ったことは酒を飲む程話が先に進むもんだ!だいたいワシらも直ぐに友になったからな!なあ、タイル、アレク」
なんて言ってきましたよ。けど、酒飲むとかえって話が拗(こじ)れるんじゃないかなて、僕は酒を余り飲まないのでわかりませんけど思っちゃいましたよ。
で、ですね〜、ここから僕と彼女達六人(特にイレイとエレムなんですが)絡んだ話になって来ます。
「でだ!光」
「何が『でだ!』ですか!」
「光、お前にプリム小国を‥プリム国を引き継いでもらいたいんだ」
アレク王が真剣な顔で僕に言ってきました。
まあ、僕はイレイとエレム(プリム小国の後継はこの二人しかいないんです)と婚約した時点で覚悟をしていましたが‥‥‥
「‥‥‥うん?今、プリム国て‥」
で、僕はアレク王に確認すると、どうやら今回のアレム大国とガルバディ帝国の友好国の話と僕の六人の婚約者の話しなどでプリム小国が、なあ!なんと!小国から国になるとのこと。
「アレム大国とガルバディ帝国が友好国になってもやはり最初はそんなに上手いこと行くことはない」
と話すタイル王。まあ、最初はどんな物が輸出入されるかわからないし、悪い奴らが行き来するかもとの事。で、そこでプリム小国です。この国はアレム大国とガルバディ帝国のの間にある小国なんです。プリム小国が両国の関所みたいな事をすれば事前にその様な物や人を防ぐ事が出来ると。
だったら小国のままでもいいのではないの?て思ったんですが、
「我が娘が嫁ぐ国が小国のままではあまりにも不憫」
て、事でアレム大国とガルバディ帝国から今のプリム小国の四倍程の土地、そして約一万の人がプリムに移り住むとの事。
「土地が広くなると取り締まりなどが出来なくなるのでは?」
僕が不安そうに質問するとですね、
「それは大丈夫だ!なぜなら光、お前に4WD車部隊を作ってもらいたいのだ!」
アレク王が言うとタイル王とブレイク王は頷きます。つまり広くなった土地を4WD車で警備警護するとの事。まあ、それなら話はわかりますが‥‥‥
やっぱり最後は僕ですかいな、てな具合でため息をしていると、
「光♡私も協力するわ♡」とイレイ。
「光様♡私も♡」とメイル。
「旦那様♡私も頼って♡」とミレン。
「ダーリン♡疲れたら‥ね♡」とエレム。
「光様♡私が癒しますわ♡」とミリア。
「光様♡力仕事ならまかせて♡」とクリエラ。
「「「「「「私達がついてますわ♡」」」」」」
そんな僕の六人の婚約者達に僕はまたまた惚れ直しましたよ。
だから、
「ありがとうみんな。がんばるよ!」
で、僕に彼女達は笑顔を見せ抱きついて来ました。で、ここで僕の妖精付きのチーとマーは
「光、七人目は?」
の言葉に彼女達六人は僕に抱きつきながら、抱きつきながら、抱きしめる力が半端無いですううううううーーーーー。
最後ぐらいは気持ちよく終わりたかったよ〜〜〜_:(´ཀ`」 ∠):
第1章・「小国を僕が救うんですか!」完。
第2章・「〜7人目の婚約者♡〜」を下記にて書いてますので、よろしくお願いします。
4WD車で異世界へ。小国を僕が救うんですか? 本田 そう @Hiro7233
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