第224話 水雷戦隊、準備完了
「中型艦の8割はアーナンケの直衛とする。推進剤の残余を考えると、機動戦力としては使いにくいからな」
「ええ、阻止攻撃は、水雷戦隊を中核とした部隊にやらせましょう」
「現状では彼らに骨を折ってもらう他ないが、状況はどうだ?」
「問題ありません。補給も休息も済ませています」
ラスカー大佐は「あの突撃バカどもなら、命令しなくとも自分たちから突撃させろと言ってくるでしょう」と明るい口調で応えました。
「よろしい、機雷の敷設はどうなっている?」
「彼我の距離と角度が絞り込めていますので、敵の予測進路上へ向けて、手空きの軽巡による敷設を開始しています」
追ってくる敵に対して嫌がらせの攻撃を掛けるのは、このような場合の定石でした。ラスカー大佐の言葉を聞いた提督は「これでかなり時間を稼げるな」とつぶやきました。
そのようにして、提督たちが敵の追撃に備えて準備を進めるている頃、アーナンケに並走するに4つの水雷戦隊では、指揮官達が思い思いに時を過ごしています。
「100隻がかりで、アホみたいにプラズマ吹かしとるのぉ」
第四水雷戦隊――通称サーベル・タイガースと呼ばれる軽艦艇の群れの中心に位置する嚮導駆逐艦シランガナの艦橋で、百キロを超える巨体に共生宇宙軍の軍服をあわせた牙トラ族の戦隊長テッタロ大佐が片眉を上げました。
テッタロ大佐達は大きく口を開けて牙をむき、手にしたスポンジで磨いています。牙トラは長く伸びた牙をこまめにメンテナンスしないと、虫歯になってしまう生き物なのです。
「それでも20.0Gが限界とは、アーナンケの目方は相当のもんやな――」
黒々とした頭髪をビシッとオールバックにした彼の口ぶりは、馬鹿にしたと言うよりも、少しばかり呆れたような風がありました。
「のぉ、チオー。なんとも重い神輿だとはおもわんか?」
「神輿でっか、親分はん」
尋ねられた副長のチオー中佐が、白いトラ頭を大きく振りながら「そいつは、言い得て妙でんなぁ」と、答えます。彼は真っ白な毛皮が特徴的なホワイト・タイガー族であり、黒光りするサングラスの奥から、眼光鋭い糸目を覗かせていました。
「けど、神輿は軽い方がええですな」
「まぁな――――軽けりゃ速度も出るからの。ワシらのフネみたいにな」
恒星間航行を行い、星系内ですら光速の数パーセント、場合によってはその何倍もの速度を出すのが共生宇宙軍の軍艦です。その中でも駆逐艦というものは、トップクラスの速度を誇るフネであり、その艦長である彼からすればアーナンケの速度はあまりにも遅すぎたのです。
「副長。ワシらが加勢したら、早くならへんかな?」
「あきまへんな、親分はん。ワイらのフネは速度はあるんやけど、あないなデカブツを押し続けることはできまへん」
「あかんか――――」
駆逐艦を始めとする軽艦艇がもつエンジンはその艦体の重さにしては十分に高性能なのですが、瞬間的な最大出力を重視しているため長時間の噴射は苦手なのです。
「それより親分はん。これを見てくれなはれ」
チオー中佐は「偵察艦からのデータでんな」といいながら手元のパネルを肉球で押し、スクリーンに映像を表示します。そこにはうっすらとしたプラズマの航跡が、千のオーダーで現れていました。
「おぅ、メカ共の追っ手やな」
「後ろからブスリといてこまそうって腹積もりですわな。あちらはん身軽な上に、脇目もふらずに加速しとりますから、数時間後にはガラを抑えられます」
「ふん、機械帝国のボンクラども、あれだけシバいてやったのにのぉ」
彼ら水雷戦隊はアーナンケを包囲していた部隊を散々に叩いていましたが、敵もさるもの――再編成を終えた部隊が後方から追撃してくるのです。
「噴射を隠そうともしとりません。隻数は――ワイらの10倍位おるようです」
「けっ、何隻カチ込んできても、同じことよ。皆、始末したればええ。敵が何倍、何十倍といようと――――ワシラはそれを分かって突っ込むんや!」
テッタロ大佐は「ぐるぉぉぉぉぉん!」と、祖先が行っていたのと同じように、恐ろしげな咆哮を上げました。
「そいつが、ワイら水雷戦隊の矜持ってやつでんなぁ」
チオー中佐は「ぐるぅぅぅぅ」と低い唸り声で同意しました。トラと言う生き物は狩られる側の生き物ではなく、狩る側の生き物なのです。
「きっちりヤキ入れたるぞ!」
「承知、殺ってやりまひょ!」
などと、トラどもが咆哮を上げていたそのころ、第三水雷戦隊の旗艦軽巡洋艦フライング・テッパンの艦橋では――
「チャーハンできたよ――――!」
「「「わーい!」」」
今日も今日とてネコ型種族の水雷戦隊長――ツクルヨ・フォン・ニニフ大佐がフライパンを握って焼き飯をふるまっているのです。
艦橋のスタッフは彼の子飼いの部下であり、多種多様な種族で構成されているのですが、軍艦の艦橋でチャーハンを食べることに疑問をまったく持っていませんでした。
「じゃ、食べていいよ――――!」
チャーハンが行き渡ったことを確認したニニフ大佐が号令を掛けると、艦橋のクルー達は一斉に飯をかっこみ始めます。
「おかわり沢山あるからね――!」
「「「わーい!」」」
元気な声を上げるクルー達を眺めた大佐は、満足げな笑みを浮かべるのですが、クルーの中に一人だけ、チャーハンに手を付けていないものがいることに気づきます。
「おや、トンキー少尉。食べないの?」
ブタ型種族のトンキー少尉が青ざめた顔で、スプーンを握ったまま固まっていたのです。彼はホグジラ族――2メートル以上もある超大型の豚から進化した種族であり、随分と立派な体躯をしていますが、それが小刻みに震えてもいたのです。
「ああ、君が食べても大丈夫だよ、豚肉入ってないよ。あ、それともピーマン入れたのが良くなかった? でも、好き嫌いは良くないね」
「あ、いや、その……そ、そうじゃなくて……」
ニニフ大佐が作り上げたチャーハンには、誰が食べてもいいように合成食品で出来ているから、トンキー少尉の手がプルプルと震えているのは、別の理由のようです。
「ま、また敵と戦うのですか?」
「そりゃ、まぁ、そうだね」
「う……」
実のところ、トンキー少尉は今回の戦闘が初めての任務である新品少尉でした。彼はすでに数度の突撃戦闘に加わっているのですが、その都度恐怖に怯えてブヒブヒ泣きわめいて醜態を晒していました。
「慣れないか……」
「はい、怖いんです。すいません……ボス」
「謝らないでいいよ。ブタ型種族は臆病だと相場が決まっているもの。しかし、何の手違いでここにきたんだろうね……」
そんな臆病なホグジラ族である彼が共生宇宙軍でも最も危険な水雷戦隊などというところに配属された理由は全くの偶然からなのですが、軍で一度決められた事は簡単には変えられず、彼はこの艦で乗って戦闘に加わる必要があるのです。
「ブヒィ……」
トンキー少尉はカラダをガクガクブルブルとさせ、涙目になりながら祖先のブタを思わせる野生の悲鳴を上げました。
「落ち着け少尉。チャーハンの乗ったお皿を持ったままだぞ」
そんな彼を見つめたニニフ大佐は「ふぅむ」と呟くと、トンキー少尉に顔を近づけて、ひっそりとした小声でこう告げます。
「おい、少尉――――これを見ろよ」
トンキー少尉の目の前にニニフ大佐が右手を差し出しました。
「戦隊長の手ですか……あれ……それって――」
戦隊長の手は僅かに、しかし確かに震えていたのです。
「ボクも怖いんだよ。ネコ族だって、存外臆病な生き物なんだ」
「ッ――!?」
ニニフ大佐は「死ぬような思いを何度しても、戦争に慣れることは無いんだ。皆、そうなのさ」と続けました。
「僕は手の震えをごまかすためにチャーハン作ってるのさ。なんていうか、気が紛れるからね」
「ええと、それは…………ボス……」
それは艦の古参クルーであれば全員が知っていることだったのですが、それを初めて聞いたトンキー少尉は彼が何を言いたいのか必死に考え、目を回します。実のところ少尉は、共生宇宙軍士官学校を主席で卒業したほどの頭の良さを持っているのですが、そういう機微をすぐさまわかる程の人生経験がありません。
「つまりだね。皆、同じなんだよ」
「う……」
「ざらつくような恐怖の味を、皆、ぐっとこらえているのさ」
ニニフ大佐は、水雷戦隊の誰しもが恐れを知らぬ英雄というわけではないというのです。本当の意味で恐怖をカットできるのは一部のサイキックだけでした。
「だから、飲み込んでしまうんだよ。チャーハンと一緒にね」
そう言った大佐は、不敵な笑みを浮かべながら、小さな手で少尉の大きな肩を叩き、「さ、早く食べなよ。飯を喰うのは大の得意だろ、君」と言いました。
「は、はい……」
トンキー少尉がちょっと涙目に成りながらチャーハンを食べ始めます。彼は臆病ですが、共感性に優れた知性体であり、艦長が言いたいことをすぐに理解したのです。
「もぐ……もぐもぐ…………」
一度、口をつけてしまえば、食欲というものが勝ってきます。その上、目の前の焼き飯はとっても美味しいのです。
「もぐもぐもぐもぐ……ごくん――あ、なくなっちゃった……」
だから、彼はあっという間にそれらを食べ終えてしまいました。
「あ、あの、お、おかわりいいですか?」
「よし、いくらでもあるぞ。ほら、おかわりだ! もりもり食って、敵を丸呑みにしてしまうくらい大きくなってくれよ!」
彼の前にニニフ大佐が、チャーハンを山盛りにして少尉の前に差し出しました。
「あ、ありがとうございます。もぐもぐもぐもぐ――――ぶひぶひ、おこげのところが最高です――!」
トンキー少尉は嬉しげな鳴き声を上げながら残りのチャーハンを平らげるのです。
敵が近づいてくる時というものは、ベテランの兵士でも見えないストレスを抱えているものです。その中でご飯をモリモリ食べられるというのは才能の一種だから――ニニフ大佐は「こいつは大物になるかもね」と、目を細めながらニャァと笑い声を漏らしたのです。
同日同国、第一水雷戦隊と呼称されている部隊――指揮駆逐艦セカンド・チャネンネルの艦橋において、「ウヘヘヘヘ――――」というような下卑た声が響いていました。
「い、いい匂いだお。とってもいい匂いだお~~! さぁその手をどけるお、別に減るものじゃないし――す、すこしだけ、少しだけならセーフだお――――」
第一水雷戦隊長マルオ准将――白饅頭族にして、全ての水雷戦隊を率いる司令官でもある彼は、丸い頭を揺らしながら寝言を紡いでいたのです。どうやら彼は、夢の中でなにやらいかがわしい行為に臨もうと――
「ぐぼぁぁぁぁぁ――――っ!?!?!?」
マルオ准将の白い饅頭のような頭部に、副長であるオイナラヤ大佐の渾身のケリがヒットしました。
「いでぇぇぇぇぇぇっ?! な、何するんだお!?」
「艦橋で、戦隊長として不適切な寝言を吐くなっ!」
長い白頭が特徴的な大佐が「場所をわきまえろっ!」と、激発しながら叱責するのです。
「ゆ、夢の世界なら何をしたって問題ないお! 内心の自由の侵害だお!」
「ならば、せめて音波遮断フィールドを付けて寝ろ!」
「お?」
マルオ准将は座席についている音波遮断装置のスイッチを確かめ、「あ、切れてるお。へへへ、これは参ったお」と赤面しました。
「アホな寝言が丸聞こえじゃ、思いっきり士気に影響するだろうがっ!」
宇宙船の座席についた音波遮断装置はプライバシーを守るとともに、周囲への配慮を行うための道具なのです。
「ま、まぁ、これくらいで士気が下がるような奴はこの部隊にはいないはずだお……」
というように嘯いてから、准将はこう呟きます。
「だけど残念だお。もうすこしで、あんなことやこんなことができたのに……」
「おい、お前、まったく反省しとらんな?! そこに直れ――!」
「い、いててててて! アイアンクローはやめるお!」
全く反省の色のない彼の側頭部に副長の拳が食い込み、万力のような力で締め上げるのです。
「俺のこの手が真赤に燃える――」
「轟かないで! 叫ばないで――――ぎぃやぁぁぁぁぁ!」
まぁるい頭をグワシと締め上げられ、准将が悲鳴を上げること数秒が経過すると、マルオ准将の頭はひしゃげた饅頭の様ないびつな形になるのです。
「いてて……ひどいお」
「お前は水雷戦隊の司令官なんだぞ、らしくしろ! らしく!」
「らしくって、いつも気張ってたら、疲れてしかたがないお」
マルオ准将がとぼけた口調で「やれやれだお――」と言うと、副長がバットに釘を打ち付けた剣呑な武器を取り出します。
「この聖剣ゲイボルグの威力を味合わせなければならんようだな」
「そそれは艦内戦闘用の釘バットぉっ!? わ、わかったお――――と、とにかくその物騒なものをしまうお!」
准将は「うへぇ」と呟きながら、軽口を叩きすぎた事を後悔し、あわてて居住まいを正しました。そして司令席に座り直したマルオ准将は、軍帽をキュッと被り直すと、オイナラヤ大佐にこう尋ねます。
「それで、司令部からの指示に変わりはないのだな?」
「ええ、我らに与えられた行動は明確なものです……急に真面目になると違和感があるぞ、おい」
突如マルオ准将が折り目正しき軍人の様なセリフを口にします。基本的に堅物な軍人のオイナラヤ大佐も反射的にそれに合わせました。
「よし、やってくるメカどもを叩くぞ」
マルオ准将は、実に良い笑みを浮かべながら「叩く」と強調しました。
「アイサー、行動計画第2525号を発令。第一水雷戦隊、即時発進準備。第二から第四にも伝達」
准将の命令に即座に反応したオイナラヤ大佐は、準備を進めていた行動準備をすぐさま実働に移すため、テキパキとした口調で必要な通信を取り始めました。
俗に白饅頭族と呼ばれる生き物は、緩い性格だったり、変な方向で堅物だったりと、性格的に軍人向きの才能があまりないと言われていますが、マルオ准将は同族の友人でもあるオイナラヤ大佐とともに、優れた軍人であると知られています。
ですからオイナラヤ大佐の指示のもと、戦隊全隊の指揮を取るセカンド・チャンネルのブリッジは、すぐに戦闘準備を完成させました。
「ふむ、よろしい、実によろしい」
マルオ准将はそのような状況を冷徹な視線で観察します。准将は平時に置いては大変にだらしないのですが、スイッチが入れば真面目な軍人にもなるのですが――彼は通信を終えたオイナラヤ大佐が戦隊司令官席の後方に立ったのに気づきます。
「準備完成したか?」
「ええ、手はず通り全てが整っています。まったく問題ありません」
「さすがオイナラヤだ、お」
マルオ准将は故郷の方言である特徴的な語尾を用いて、オイナラヤを称賛しました。彼らは階級に差がありますが古い友人であり、その様な関係性を出しても構わないときは、地の言葉になるのです。
「ところで、オイナラヤ。お前、なんでまだゲイボルグを持っているんだお?」
「見えるところに置いておかないと、お前、真面目に仕事しないだろ?」
大佐は不敵な笑みを浮かべ、准将は「うへぇ」とため息を漏らしました。繰り返しますが、彼らは古くからの友人なのです――多分、おそらく。
直進を続けるアーナンケの最後方に配置された第四水雷戦隊――警戒任務にあたる部隊の旗艦では、戦隊長兼任の艦長スヤァ大佐が「スヤァ」と寝息を立てています。
「うちの戦隊長って、いつも寝てますね」
砲雷科に所属する若手の士官が直属の上司である砲雷長に尋ねます。
「あの人は眠れる海豹――睡眠状態にあるほうが、能力を発揮できるという特殊な種族だからな」
50絡みの砲雷長は眠れる
「多分今は、遠視の能力を使って、周辺宙域を捜索しているはずだ。見ろ前髪がピクピクと動いているのがその証拠だ」
「スヤァ」と眠っている大佐の前髪――ピンと立ったそれが、クルッとしたり、ヘニョリとしたり、活発に動いています。
「でも、敵さんはあれだけプラズマを撒き散らしていますよ。能力を使わずとも位置なんて分かると思うのですが」
「馬鹿、そりゃあ装備や練度の低いフネだけの話だぞ。メカどもにだって、噴射を上手に誤魔化して、熱電磁波ステルス状態に入るような部隊があるはずなんだ」
そのような部隊が潜り込んでしまうと、例え少数であっても厄介な事態を引き起こすのです。
「ほら見ろ――大佐のアホ毛がピクピク動いとるぞ。敵を察知したな」
砲雷長が指差したところでは、眠り込んだスヤァ大佐の前髪の一部がピンピンと直立しているのです。彼の顔はなにか悪い夢でも見ているかのような険しいものになっています。
「スヤァッ…………!」
スヤァ大佐の寝息が荒いものとなり――――突如として彼は目を見開き、クルー達のにこう告げます。
「隠蔽しつつ速度を上げる有力な敵部隊を発見した。座標、速度成分、艦艇数は以下の通り。司令部へ至急電急げっ!」
スヤァ大佐の声は実に渋みのあるバスキーな響きを持つ声であり、その指示は大変明確なもので、凄まじいまでの威圧感を持っていました。いつもの寝顔しか知らぬ者が聞けば、同じ人物が発したものとは思わないほどなのです。
「第四水雷戦隊全艦は、第一種戦闘配置。直ちにかかれっ!」
大佐はクルー達に戦闘準じを整える事を命じます。艦橋の中にはアラート音が鳴り響き、航海科、情報科、船務科といった艦橋配置のスタッフ達が、色めき立ちながら、なすべきことに着手します。
「兵装を即応体制へウォームアップしろっ!」
「わかりました砲雷長!」
それは砲雷科のスタッフも同様でした。彼らはこれから始まるであろう戦闘準備を手慣れた手付きでスラスラと整えてゆきます。その速度たるや、共生宇宙軍の練度から考えても、かなり高いレベルで実行されていたのです。
「…………スヤァ」
部下たちがキビキビと行動を始めたことに満足感を覚えた戦隊長スヤァは、行動開始に備え、また穏やかな寝息を立て始めたのです。
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