応援コメント

第187話 追撃」への応援コメント

  • ゴルモア星系軍、ゲリラ戦で威力偵察を繰り返しながら、少しずつ挑発しては逃げるを繰り返して、囲まれたりしない様にしてる感じでしょうか。数が少なくてもやり合えそうな雰囲気は十分感じられる戦いぶりで、これなら第三艦隊分艦隊の到着まで余裕をもって持ちそうな感じなのかも。
    しかしこのスターライン航法、光速の100倍という事で、僕は物理とかそういうのはさっぱり疎いのですが、良く光速を超えると時間が逆行するという話を聞くので、デュークたちの場合は、物凄く距離の遠い二点間を一瞬で移動し、その移動時間が極限まで短縮されているので、それはもはや時間が遡った様なものという感じなのかな、とか想像している次第です。
    ブラックホールの影響で勢いよく移動というのは、何となく引っ張られて早くなりそうなイメージがあります><

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます。

    最初は、「ゴルモアに襲いかかる機械帝国軍! 立ちふさがるは、恐竜なペッパード大佐と猛獣のようなテイ大佐、ワンコなシュールツ艦長に型無野郎のベネディクト――不可能を困難に変え、笑顔で困難を乗り越える――俺たちゴルモア防衛隊!」みたいなAチーム的な感じにしようとしていました。元ネタも全部Aチームだし。

     スターライン航法――大きな重力源同士である恒星の間にある量子的な揺らぎといえる不確実性そのもの対して連続して超空間干渉することで擬似的な量子テレポテ―ションの状態を作り出し、情報伝達速度の限界の原因である光速度の制約そのものと調節することで超光速を実現する航法です。これが行われると、タキオン粒子が光の橋のように恒星間に掛かることから、スターライン航法と名付けられています。なお、飛翔物体の情報はその橋の前後に存在することになり、このためいわゆる重力場時間遅滞効果は、観測者の有無を問わず発生することはありません。

    以下のように覚えていただければ幸い。
     1光年を1日で=光速の365倍くらい = 超空間航法
     1光年を数日で=光速の100倍くらい = スターライン航法

    なお、ブラックホールを利用したスターラインなど、危険を承知で行うなど条件が揃っていれば、この倍率は大きな変化を見せる場合があります。

    ま、正直なところ「ご都合主義」な「おもしろ嘘科学」によるものなので、考えるよりも感じていただければと思います。