キャラが『動く』のは『動機』があるためだと思います。
多くの方は本文で「AだからB」という『事実』は書きません。「XがYをする」という『行動』を書いていきます。
そのため、ストーリーと動機がカッチリ嵌まればキャラは活き活きと行動しますし、逆に矛盾が生じればキャラは迷い葛藤します。
「勝手に動かないけど書ける」というのは、キャラがどのように動くか予め著者の中で動機付けがしっかりとされているためでしょう。キャラがこう行動するのは”当たり前”、”計算通り”と感じるんですね。
反面、「お前、こんな事するやつだったのか……」という新たな一面を執筆中に発見する事を「勝手に動く」と表現しているのだと私は考えています。
また、「キャラが勝手に動くとプロットが台無しになる」という話をよく聞きますが、これは「勝手に動く=新たな一面を発見した」ため、その性格をプロットに反映できていないから発生する状況かと思います。
そういう意味で、私は『キャラが勝手に動かない』状態になってから本文を書き始めたい派です。
前は見切り発車だったんですけどね。(笑)
そんな私がよく使うのはエクセルです。
折角なので創作方法の一例として紹介しますね。
・行の移動(セルの縦移動)で時間(シーン)経過を表す。
・A列(縦軸)に話数、B列に各話の簡単な内容、C列より右に各キャラの行動を書き込む。
・重要な出来事や伏線は文字に色を付ける。
こうすると、プロットを文章で書きだすよりも全体の流れが分かりやすいですし修正も簡単。内容や行動の部分を細かくしていけばそのまま本文に採用したり、執筆前でも設定や展開の矛盾に気付けたりと結構便利です。
このエクセルを完成させてから本文を書き始めると、『キャラが勝手に動かない』けれども書けるという感じです。
作者からの返信
橘さん
コメントありがとうございます!
Excel管理っすか……!
マジっすか……完全工程管理っすね……!
確かにそれだと『キャラが勝手に動かない状態で書く』という状況ですね。
計画的に書く場合には適した方法ですね!
それぐらい管理出来るようになりたい……
コメント、ありがとうございます!
おはようございます。
俺は見切り発車派、キャラ勝手に動く派です。
あふれる妄想をとにかく書きたい派。
いわゆる行き当たりばったりです。
参考になりませんね。
ターミネーターでは生体しかタイムリープできない設定だったので、
シュワちゃんも、誰だっけ、あの男の人も素っ裸でした。
衣類も武器も持ち込めない。
刀義君は何故にまっぱなのでしょう?
ふと疑問に思いました。
では頑張ってください。
作者からの返信
暗黒星雲様
コメントありがとうございます!
エッセイ中で返信してて、こっちに書くのを忘れてました。すんません……
書き方ありがとうございます!
参考になりました!
マッパ設定は、シチュ優先で理由まだ考えてません!
きっと自分で脱いだんだと思います! 何故でしょうね??
これから考えます……
コメントありがとうございました!
牧野様が考えたキャラが勝手に動き出す、というのはそのキャラクターがご自分の中でしっかり出来上がっているという、とても素晴らしいことなんだと思います。
高校生の時に読んだ「沈黙の艦隊」の作者、かわぐちかいじさんがこんなことをあとがきで書いてました。
本当にキャラクターがしっかりしていると、そのキャラクターが昔生徒会長をやっていたとか、お母さんはこんな人でとか、昔の苦い思い出、人生を変えた出来事など、ストーリーに関係ないエピソードも勝手に出てくるそうです。
でもそれが出来ないキャラクターも残念ながらいるそうで、その場合は、そのキャラクターはボツになるそうです。
うまく行っている時って、自分の書いた主人公が勝手に色々な事を始めて、そのストーリーの先を教えてくれることありませんか?
自分でも想像しなかった(自分が書いたのに?)結末が待っていたりと、自分がその小説の最初の読者になった気分になることがあります。
そうなるとどんどん乗ってきて、楽しくなりますよね。
となると自分はやはりガチガチに固めて書くのではなく、行き当たりばったり系に入るのでしょうか。
個人的には芸術って作者の頭の箱庭で動いているものを外に映し出すものだと思っています。その箱庭には決して入ってはいけない。少しかる〜く影響を及ぼすことはあっても(字数制限、募集テーマのための微調整)基本ノータッチで観察なんじゃないかと思っています。
ストーリーが出来つつあるのですね、じっくり推敲される方と存じております。楽しみにしております。
作者からの返信
木沢様
コメントありがとうございます。
そういえば。
主要キャラはモデルと簡単な性格、名前しかつけていないのに、書き出したら勝手に自分の周囲の状況や背景などを語り始めましたね。
はい! 上手くいってる時はキャラが勝手に先のストーリー展開を考えて、その通りに進んでいってくれますね!
確かに私自身が「そういう風に進んで欲しい」とは望んでいたけど、キャラがそこまでの自然な流れを考えてくれるんですよ。
嬉しい裏切りですねw
書き方についてありがとうございます!
木沢様もどちらかというと、キャラたちが動いているのを神視点で眺めている感じなんですね。似てるw
ありがとうございます。
今回は本当におおまかな流れしか考えていないので、この先が不安であり楽しみいでもあり、複雑な心境ですw
頑張りますね!
コメントありがとうございました!