4月21日① ※ネタバレ注意

 昨日は、


 書きたいのに書く時間がないという状況により書きたいエネルギーが爆発し、

 いきなり書き始めるといった暴挙に出てしまいましたね。


 反省反省。


 全体の流れを書いてからじゃないと、詳細に書いた時間無駄になるから、

 私自身の為にならない。


 書きたい気持ちは分かる自分!

 しかし、社畜の時間は有限であり、比較的他の人より少ない!

 なので、無駄な時間は極力減らすのだ!

 分かったか社畜!


 はい!

 すんません!!


 という訳で、

 まずは『ちゃんと』ストーリーのザックリとした流れを書いて、書き終わってから調整していくようにしますよ。


 しかも。

 昨日は起承転結を意識する為にと思って【起】と記載しましたが、

 どこをどう切り分けるのかも、ストーリーを全て書き出してから決めるので、

 まだこの時点では決めない事とします。


 焦るとろくな事にならないねぇ。


 では改めまして。


【あらすじ】

 主人公が学校から帰る途中、怪しい大男に後をつけられている事に気づく


 その時、見知らぬ綺麗な女性とぶつかり、一緒に逃げる


 人通りのないところまで逃げ切った時、女性に「貴女に会いに、未来から来た」と言われる


 その時、まいた筈の大男が現れる。

「アンドロイド風情が!」と叫び、大男を攻撃する女性。しかし、攻撃は防がれて、女性が投げ飛ばされた隙に、主人公は大男に担ぎ上げられてしまう。


 大男、主人公を担いでそこから逃げ出す


 -----------------

 →どこまで女性とアンドロイドの戦いをここで見せるか。

 主人公にも読者にも、ここではどっちが味方なのか分からなくしたい。(このエッセイ読んでたらバレバレだけれど、バレてる人にも『アンドロイド頑張れ』と思って欲しい)

 むしろ、女性の方を味方だと勘違いして欲しい。




 ここでちょっと考えます。


 いつもだと、中編(4万字程度)で、かつ、私の書く物語は登場人物が少ないので、

 いきなりあらすじから書き出しても問題なかった。


 しかし。


 今回は10万〜16万字の長編だ。

 登場人物も(私には)多い。

 最後まで読者を引っ張るには、

『引っ張る為の施策』が必要だ。


 それが、さっき言っていた『主人公と読者に、最初は女性が味方だと勘違いして欲しい』という部分だ。


 そういったものを、書く話の何処にどういったネタで散りばめるのかを考えるには、

 いきなり『あらすじ』から書いたのではダメだ。


 もっとザックリ書かないと。


 ダメだね。


 まだ『書きたい欲求』を抑えられていない。


 これは自分との戦いだ。

『書きたい欲求』を溜めに溜めて、爆発させる事で、最後まで書ききる事が出来るタイプだからだ。


 でないと、書いてる途中で飽きて辞めてしまう。


 猛烈に書きたいと思う『最後のシーン』から考えるのも、この為だ。


 この『シーン』が、言わば馬の前にぶら下げる『人参』

 この『人参』をゲットしたいが為に、私は最後に向かって書き続けるのだ。


 もっと!

 もっと自分を追い込むのだ自分!

 自分を甘やかしてはいけない!

『最後のシーンを詳細に丁寧に記述していく』のは、最後のご褒美!!

 その最後のシーンに流れる空気や温度、音や匂いを感じながら恍惚となって書くのは、最後の最後だ!!


 まだ早い!!!

 ハイ!

 すんません!!!




 よし。


 落ち着いた。


 考え直します。


 もっと、もっとザックリとした『ストーリーの流れを』を書いていきます。




 では改めまして。




【ザックリストーリー】

 ・主人公、未来人の女性とアンドロイド、ほぼ同時に出会う


 ・主人公、未来人を味方だと勘違いして、大男から逃げる。


 →※思いついた。主人公、この時に未来人が纏う『香り』を感じる。コレを女性の『演出の一部』にしたい。例えば、花の香り。秋なら……金木犀か?


 ・しかし、未来人の隙をついて、アンドロイドが主人公を連れ去る


 ・未来人は主人公を連れ去ったアンドロイドを執拗に追いかける(その間、主人公はなんとかアンドロイドから逃げ出そうと四苦八苦する)


 ・未来人は、主人公を捕まえてゆっくりジックリ地獄を見せたいので、最初は生け捕りにしたいので、主人公ではなくアンドロイドを狙う(アンドロイドの事嫌いだし)


 ・追いついた未来人とアンドロイドのバトル。


 →※ここでアンドロイドが大破しては意味がないので、壊れない程度に戦って欲しい。

 が、女性は必死だ。武器使いそう。

 武器で、彼女が未来人である事を見せたい。

 アンドロイドを大破させず、でも強そうな武器ってなんじゃ?


 →※ここで、アンドロイドいきなり負けそうになる。壊れない程度に。

 ここで、アンドロイドが『人を傷つけられない』事と、戦いには弱い事を見せたい。


 →※主人公に女性が味方だと勘違いする期間はいつまで? 途中でアンドロイドが味方だと気付いて欲しい。

 戦いや、逃げてる最中にそういう事を匂わせる何かを入れる?


 →※どうする?

 この時点でどっちを勝たせる?


 Aパターン)未来人が勝ち

 Bパターン)アンドロイドが勝ち



『Aパターン』

 戦いの音に野次馬が集まってきてしまう。野次馬は、美少女vs大男 なら、美少女を応援する。

 大男を取り押さえ、未来人と主人公に逃げろと言ってくれる。


 未来人、主人公を連れて逃げる


 →※未来人は、主人公に地獄を見せたい。だから、いきなり刺して殺したりしない。


 →※この時点で、主人公は本当にあの大男が敵だったのか疑問を抱いている


 やっと逃げ切れ、また人気のない場所まで来た時、主人公は「貴女は誰?」と聞く


 未来人、名前を言う

(ドラマティックに演出。未来人の風貌をここで詳細に記載)


 未来人「私は貴女に会いに、未来から来たの。……未来から遥々……貴女に地獄を見てもらう為に」


 主人公、この女性が敵だと知る。


 逃げ出そうとした時に、スタンガン(仮)を食らって意識はあるけど動けない状態になる。


 未来人、「心配しないで。殺したりしない。まだ。まずは貴女に地獄を見てもらわなきゃ。まずは……そうね。家族が惨殺されていく所からはどうかな?」


 その時、主人公のスマホに姉からメッセージ。

 何処にいるのかと心配している。


 それで姉の存在を知る未来人。

「まずはコイツからね」

 スマホを主人公の指紋認証で開き、パスワードを変えて、持って行ってしまう。


 意識はあるのに動けない主人公。

 綺麗に残酷に笑う未来人。その後ろ姿を見送るしかなかった。



 〜〜〜 ここで一旦


『Bパターン』

 戦いの音に野次馬が集まってきてしまう。

 人目を避けたい未来人はここで一旦引き下がる。


 通報されると面倒なことになると思ったアンドロイドは、主人公を担いでまた逃げ出す。


 散々町内を走り回り、周りをセンサーで確認して未来人がいない事を確認すると、主人公を下ろしてくれる。


 一応、お礼を言う主人公。

 帰ろうとするとアンドロイドが付いてくる。

 なんで付いてくるのかと聞くと、素直に答えるアンドロイド。

「私は貴女を守る為に未来から来ました」

 疑う主人公。


 その時、アンドロイドは主人公の手を取り「静脈認証確認」そして主人公の顔を覗き込んで「虹彩認証確認」

「間違いではありませんマスター。私は貴女を守り、間違った未来に進まぬようにしにきたアンドロイドです」

 そう言って身体のコンソールを開き、見せてくれる。


 信じるしか無くなる主人公。

 このまま道端にいては危ないからと、自宅へと戻ることにした。


 〜〜〜〜


 んー。


 途中でAパターンとBパターンに分岐させました。


 どっちがよりストーリーとして良いのか、一回考える為です。


 Aパターンの場合は、先に未来人の正体が判明し、敵であることが明確になる代わりに、アンドロイドが誰なのか分かりません。


 Bパターンの場合はその逆ですね。


 アンドロイドはどの道正体が明確になる事を想定していますが、

 未来人はAパターンのような状況がないと、彼女の姿や目的があまり明確になりません。


 うーん……目的がはっきりとした状態で狙われるのがいいのか、

 未来人の正体や目的がはっきりしないまま話が進み、途中で判明するタイプか。


 未来人の目的がハッキリしている場合は、その攻防がメインとなりますね。


 目的がハッキリしない場合は、サスペンス的な流れになるかと。


 うーん……

 うーん……

 うーん……


 ちょっと考えましょう。


 続く!!

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