震電は試作機のみ二重反転ペラです。
量産機では通常のプロペラを使用する予定だったそうです。
プッシャー式はww2以降だとエンジン冷却の問題とか初期上昇問題とかで採用されない事が多いですね。
実用化例は多分サーブ21くらいでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いくら空力的に良くても、航空機は総合技術ですから、そうなりますよね。
エンジン冷却をあまり考えなくていい電動航空機ならプッシャー式が出てくるかも。
旧日本軍で震電でしたっけ?二重反転プロペラが使えなくて傾いだまま飛んでたそうですね。
作者からの返信
震電は二重反転プロペラではなく、機体後方にエンジンとプロペラを配置した前翼機ですね。二重反転プロペラは戦時中に試作されたけど、技術的に難しくて没になったと記憶しています。
エンジンが一つしか無い単発式の航空機は、トルクを打ち消すことができません。プロペラが右回転の単発機は、右旋回の際に機首が下がってしまいます(ジャイロ効果)。
エンジンをふたつ搭載した双発機であれば、トルクを打ち消すことができます。
トルクとは話が異なりますが、実は震電のように、後方にプロペラがある機体、プロペラによって機体を押し出す感じの航空機は、空力的に見ると前方にプロペラがある機体よりも有利なんですね。ですが、離陸の際にどうしても尾部が下がるのでプロペラを破損させないためには脚を長くして機体全体が高い位置になければならず、実用化するには無理があるのです。
われらが零戦は、どうやってカウンタートルクに対処していたのですか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
零戦のようなレシプロエンジンの場合、機体を工夫することでトルクを打ち消しています。零戦の場合は、垂直尾翼の形状だったかと。
それでも打ち消しきれないので、あとはパイロットの腕次第ということでしょうか。