第二章:実践編
第一節:お見合いまでの道程
29:キヅカイ#メッセージやり取りについて
俺ことP.N.『
さて、Pairsも初めてはや一週間。1人すごく気の合う相手が居て、頻繁にメッセージのやり取りをしている。
Pairsではマメな連絡が重要となるのだが、ポイントがいくつかあると気づいたのでつらつら書いていこうと思う。
1.連絡はマメに【最重要】
当たり前だが相手は人、それもまだ会ったことのない人だ。たった一日メッセージのやり取りを置いたら、思慮外に置かれるのは当然の理だといえる。
なので当たり障りの無いことでもいいから、毎日メッセージ交換したほうが良い。もちろんこれは『会話』に相当するので、自分が喋り続けてはいけない。慎重にキャッチボールすることを学ぼう。
これが郵便を使った文通なら良いのだが、残念ながら我々が使うのは電装された即時発行されるメールだ。文通も文通で良いものなのだけど今回はアプリを使用しているからね。
俺の場合、朝に挨拶+ちょっとした話題を含めて送っている。つまり、『おはよう』や『こんにちは』と言い合う関係が常識になっていくように動く。
相手との心理的距離心を近付けるにはマメな連絡が第一の近道だ。
2.相手が所属するPairsのグループに注目する
Pairsは所属するグループで自分の『特性』や『共感する項目』を表すことが出来る。なので、メッセージや実際にあったときのやり取りはその点を踏まえて行うのが良いと思う。
例えば『猫好き』なら猫の話題を出したほうが良いし、『犬嫌い』なら話題に出すべきではない。何がしかコンプレックスがあるようなら、それを突くような真似はしないという当たり前のことだ。
つまり予め『花火や地雷となりうる話題の予測』が可能となる。
相手の公開しているプロフィールは目に穴が開くくらい読み込んでおこう。会話以外に相手をしる術は書かれている事実以外にはないのだ。
3.早い段階で会う約束を取り付けよう
これは個人的意見だが、プロフィール及びメッセージのやり取りで多少感覚がつかめて『良いな』とちょっとでも思ったら会う選択をとったほうが良いだろう。前も言ったが婚活は『
なのでフィッティングを感じ取るためにも、実際に会う約束を早めに取り付けるべきだろう。
俺が使っているPairsでは『恋活をしている人』と『婚活をしている人』に完全に分かれるので、相手が『婚活している人』であれば、さり気なくアクションをかけよう。
え? さりげないがわからねぇって?
たとえば俺の場合だと、趣味の話から入った。そこから『これだけ話が盛り上がるのだから、実際に会ってみませんか? そもそもお互い婚活目的ですし』と切り出した。
前提として相手も『婚活している』ので、多少ぶった切って切り出しても流れとしては悪くない。寧ろそのまま会話を続けてしまうと『友達』に収束するので、可及的速やかに会う予定を立てるべきだろう。
4.会う前に好感度は上げるべき
お相手も此方を見定める側であるが、だからこそ印象をあげておくことは決して無駄ではない。婚活アプリにおける第一印象は有る意味この『メッセージ』であり、メッセージ上で好印象を掴み取れれば最初のお茶会はスムーズに行くだろう。
できれば『お互いに知りたい』という状態までしっかり持っていけるといい。
とはいえ行き過ぎるとお互いに『幻想をいだいている』状態になる可能性も無きにしもあらず。なので努めて冷静に相手の本質だけを抽出し、明鏡止水の心で『本当に知りたいことは何なのか』を見定めよう。
恋は盲目、焦れば事を仕損じる。急がば回れで落ち着いて対処する必要がある。相手が意中であればなおさら。頭はクールに心はホットでいこう。
5.相手を中心として考え、また気になる異性であることを重点主張する
人間誰しもまっすぐ好かれたら心地よいものだ。ましてや共に生きたいとなったらなおさらである。なので、メッセージは単なる雑談としてやり取りするのもいいが、必ず『自分は相手を気にして居る』という主張を混ぜよう。
人間てぇやつは『月が綺麗ですね』で分かるような精神構造をしていない。直接言わないと何事も伝わらないのだ。
なので相手が引かない程度の頻度で『自分が気になるのはあなたですよ』と伝えていこう。それを1回、2回、3回と何度も積み重ねれば言葉の重みは増していく。
人間てぇやつは一回でモノゴトを覚えられるようには出来ていない。だから繰り返すことでしっかりと意思を伝えることが出来るのだ。
以上が意中の人にアプローチかけている俺が気になった点5つだ。あー、うまくいくと良いなぁ……。
ではコンゴトモヨロシク。
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