25:サキユキ#未来絵図をひく

 俺ことP.N.『水縹みはなだF42(@Mihanada_f_42)』は婚活しようと動いている。だが一番大切なことを忘れていた。



 自分がどういう未来を想像しているか、だ。

 歯医者が怖えとか言ってる場合じゃねぇ!

 (カウント3)



 こちらご覧いただきたい。俺の質問を丁寧に答えて下すったとら婚さんの答えを。

https://twitter.com/ToraCon_Akiba/status/994814893592338432


>婚活戦略とは 「結婚を通じて何を達成したいのか」から順に組み立てていく一連の行動計画


 そう、ここがぶっち抜けているのである。たしかにこのエッセイ1話で『いいな』と思ったことは紛れもない事実だ。けれどあまりに漠然としている。


 ので、結婚というイベントを通じて達成したい目標を具体的に上げていきたいと思う。

 つまり自問自答。心に問いかけて答えを得るということだな。




【子供が欲しい】


 やっぱり自分の血を継ぐ子……でなくとも、心を通わせた子供がいるっていうのは良いなと思う。先日ツイッターで繋がりのあるカクヨム作家さん宅のバーベキューに参加したのだが、俺は肉を食わずにほぼ子供たちと遊んでいた。


 お腹は一杯に成らなかったが心がいっぱいにだったので大満足である。いやー、やっぱ小学生くらいの子たちって発想力がすごいよね。世界観がファンタジックっていうか、見えている世界がキラキラしているっていうか。

 大人になると世界の汚いところばっかり見えてしまっているけど、ちゃんと美しいものはあるのだなと子供を見ると思い出せるから良い。


 それはたぶん、育児を頑張ったお父さんお母さんだけが知れるご褒美みたいなものだと思うんだ。



 それはそれとしてリアル話をしよう。給与が現状から変わらないとしたら、子供は1人が限界かも。


 実は病んでた時に『俺は生涯独身……老後の出力を考えるとマンション購入しないと野宿することになりかねん……それはいやだ、野宿はいやだ、ホームレスは嫌だ』という脅迫概念のもとんだよね。

 ……これ前も書いたけど結構なデメリットになっている。


 管理会社と相談すれば対処は可能だけど、支払ったカネは帰ってこないんだよね。これはちょっと痛いし、『先が見えない人』と取られても仕方ない事態でも有る。


 まぁ鬱になると人花にするかわかんねぇってことだよ。是非もないよネ!

 早く治したいなぁ……。




【寂しい/人を愛したい】


 ながーいこと一人暮らしだから慣れてはいる。けど時折叫びたくなるほど寂しくなる。


 特にうつ状態の時は人肌恋しすぎて死にたかった。いま上京しているわけだが、現地に友達もほぼ居ないってほど居ないのでかなり危ない。


 だが伴侶というのは一生をともにする人だ。一生寂しくない、っていうのはとても尊いことだと思う。だから結婚という選択肢をとって、その後の人生を歩きたいと願うわけだ。


 また隣で歩いてくれる人と触れ合える、というのはすごく貴重な瞬間だと思う。まぁこの歳まで彼女居なかったから、人に触る事自体が無かったわけだが。下手すると年単位で無いんじゃねぇか……?


 あと、感情をともにするっていう憧れがある。笑ってくれる時、嬉しくなる。怒っている時、悲しくなる。悲しんでいる時、慰めたくなる。なんてこと無い時、愛らしくて仕方なくなる。

 そんな感情の揺れを、恥ずかしながらこの歳までちゃんと経験してこなかったわけだ。だから不安があるとすれば、情緒不安定である点だろうか。

 うまく、表情がつくれなかったりするんだよね……。とても悲しいことだ。


 でも何気ないことで笑い会える人って、すごく、すごく奇跡みたいな、魔法のようにありえないことで、当たり前なのに当たり前じゃない、まさに人間を人間たらしめるエゴでありイデアなんじゃないかなぁ。


 言いたいことは良くわからないかも知れないけど、誰か特別な1人が出来るって素敵なことだよねっていうことを上手く言えてないだけだなこれ。




【老後の安心が欲しい】


 ゆっくり歩いている時老いた彼女の手をとってあげたい。そんな老紳士でありたいと強く願う。愛ってものがよく分かってない、愛おしいというものをちゃんと理解していないけれど、己の命より大切なものっていうのがそばにいるっていうのはとてもいいことだ。


 そう、つまり俺はいい人生を歩みたいんだろう。そのために必要なのが伴侶だ。


 なんていうか、喧嘩したり大人気ないこととか、ガキみたいなこともするかも知れないけど、相手を大切にして行きたい。


 実は俺の両親超仲悪い。これはコミュニケーションが圧倒的に足りていないに加えて、酒で身を崩したタイプなので自業自得なのだが……。そうした反面教師的なものもあって、伴侶となる人を大切にしたい。


 同時に『大切にしなかった者の血を継ぎ、背中を見て育った者』という自覚があるため、泣きたくなるほど不安になる。うつ状態の時『俺は生涯独身だ』と決めつけちゃったのもこういうところから来ている。


 アル中はほんまダメ。お酒飲めなくてホントよかった。でも飲み会行くと死ぬほどコスパ悪いでキツイけど……。




【美しいものを見たい】


 これはカクヨムの作家性にも関連することだが、俺『水縹F42』という個体は本当に美しいものが見たいと思っている。


 その美しいものは人と人との縁であり、『ただいま』と言えば『おかえり』と言ってくれる関係性だ。


 つまりは俺が思い描く『家族』という形。最も俺から遠く、最も手が届かない星のような存在が『自分の家族』なのだ。勿論親が家族であることは勿論だが、それは『彼/彼女の家族』であって、俺はそれに参画しているにすぎない。


 俺は『俺の家族』がほしい。それはとても美しい光景だと思う。日没に輝く一番星、或いは流星、はたまた満天の星空であり、光のカーテンたるオーロラに等しいものだ。


 意外とロマンチックをほざくなぁと思うかもしれんが、作家なんて誰しも浪漫を胸にいだいているだろう?




 というわけで、今思っていることをつらつら書いてみた。すごく読みにくいのに此処まで読んでくれてありがとう。

 でもこれは正解なんだろうか? でもそんなことは関係あるのかとも思う。どれだけ先行きを甘く見積もっていても、そう思うことは罪ではなく、またそのひとにとっては真実だと思うからだ。




 ではコンゴトモヨロシク。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る