17:ハイリョ#尽くし方への模索
俺ことP.N.『
今回は『デートは相手女性への接待だ』という点に焦点を当てたい。
つまりはOMOTENASHIである。
もてなし術についてはこんなものが存在している
・リッツ・カールトンで学んだ超一流のおもてなし
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ビジネス的な側面の話と成るが、骨子は応用できるはずだ。
本書ではおもてなしは心遣いだと書かれている。転じて最高の自分を見せるということであり、所謂自信ある姿というやつなのだろう。言葉とは表現の手段であり、また意識することで自然と身体からあふれるもののようだ。
現実はちゃんと視覚情報が有るから、この点は常に気を使いたいところ。
そのための近道としてまず『あいさつ』、そして気づいたことを一言加える心遣い。これならわかりやすいと言うか俺でも理解できる。
さらに気遣いのポイントは『悪いと思うことの逆を行く』ことに集約される。
たとえば今まで散々っぱら話してきた『清潔感』についても、『ちょっと風呂入ってないとか嫌だよな』とか反転させられる。つまりは『やられて嫌なことはしない』のと、『逆理で嬉しいと思うかを検討すること』が肝要なのだと思う。
服もそうだ。相手はこの瞬間隣を歩いてくれる、また将来共に進むかも知れない人なら最低限のTPOはわきまえるべきと分かる。ちょっとでも気持ちよく過ごしてもらいたい、という心持ちが人を行動させるのだなーと。
つまりは来ていく服、そいつは勝負服であり戦闘服であるべき……なのだろう。今の自分でできる精一杯の範疇で。
もちろんそうしたい、と思う相手についてだけれども。
これらを満たすためには勿論相手を観察しなければならない。若干人嫌いと人好きが折り重なった面倒な俺であるからして、中々に難易度の高いミッションだ。しかしてやらずには相手を知ることは出来ず、知ってもらうことが出来ない。
また観察から齎される洞察力も鍛え上げることが望ましいだろう。しっかり状況をみて、かつその中心に相手が居ること。
すぐ忘れそうだから何回でも書かないといけないかも知れない。俺ってやつはウッカリにすぎるからな。特に自分本位になりすぎないようにコントロールする必要があるだろう。相手を思ってやるをやりすぎると、『自分はこんなに尽くしてやったのに!』というロジックに墜ちるだろう事は容易に想像できる。
まず観察。そして洞察して行動にうつす……まさにリアルタイムPDCAサイクルだな。
とはいえ
こうした行動の積み重ねによって相手を理解し、漸く先読みが出来るように成るんだろう。うーむ、通るべき茨の道である。
ただすべての基本は繰り返すように、相手に己の心を添わせる事。可能性を否定しないこと。全ては相手が快く在ることを念頭に置けば良い。
勿論そうするための工夫は様々。
たとえばメモを取ったり、日々の状況から気づきを得たり、相手の言葉の理由を考えたり。まぁ心にちょっと住まわせておく心構えとしてはちょうどいいのではないだろうか。
できれば相手にとっての当たり前に追いついて、程度を少し越えるような思いつきが出来るような……つまるところ人という物語について理解が深まればいいのだけれど。
ではコンゴトモヨロシク。
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