貧乏ヨスケの首折り殺人記

@sannponn

第1話

貧乏ヨスケ金がなくて貧乏な男ある。彼は至って普通の真面目な労働者であった。

ただ人に恵まれず仕事も切られて路銀が尽きかけていた。

そこでふと彼は思った。

地元で10本の指に入る富豪の殺害だ。

中でも対立している中立派のアクトル富豪から生き抜くすべを得ようと

彼は決行した。

アクトルは港町から少し離れた倉庫街に妻と娘と住んでいる。

ヨスケは手袋と平民の服のみで決行した。

まず、執務室に入る。アクトルは貴族でありながら使用人は雇わない。椅子に座り仮眠を取っているところを自慢の腕でへし折った。僅かながら首は横を向き小判を二、三枚する。小判一枚で平民の給料二ヶ月分だ。他にも他貴族の陰謀に見せるために初印升と言われる始まりの権力者のみが許される印鑑を掠めとる。その後ヨスケはアルダスの感度計と呼ばれる本来メインの獲物をかすった。だがしかし予想外が起きる。「お父様、アメリア入りますねー」

金髪にブロンドアメジストの目をした13歳ぐらいの美少女が入ってきた。ヨスケは悲鳴をあげられる前に首を折り部屋を後にした。途中絶世とも言える美女を見かけたが、これは後にと彼は去った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

貧乏ヨスケの首折り殺人記 @sannponn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る