第11話:童貞≠病気
今回の本題は、《童貞》と呼ばれる方ですが、少し私の余談にお付き合いください。
私の性別は女で、こんな様々な方が閲覧できる媒体で発言する事ではないのかもしれませんが、今まで《性行為》の経験がありません。
なぜかというと、子供を産みたくないからです。
どうしても子供は産みたくないので、私は自分自身に対して《性行為》を必要とは考えていないのです。
この話は、また別の機会に詳しくお話ししたいと思っています。
さて、本題ですが。
私は、なぜ世間では『童貞=悪い事』という評価なのだろうかと不思議です。
ただ、薄々答えは解っています。
『人生のゴールとは、結婚し子供を授かる事』だからです。
他の国がどうかは知りませんが、特に日本ではこの考えが根付いていますよね。
昔から、人間として生まれたからには、『男女が結婚し子供を授かる』事が前提なので、この理想から外れる《童貞》は、からかわれてしまうのでしょう。
『お前、まだ女抱いた事無いのかよ!ダッセェなw』…みたいなね。
言いたいことは理解できますが、最近では《草食男子》という肩書きが横行し、余計に《童貞》の方に対する風当たりが悪くなってしまっている気がします。
一部の間では、《童貞を卒業する》事はとても重要な事らしいです。
でも、私は思うのです。
『避妊具を使用した《性行為》と、1人で行う《自慰行為》は何が違うのだろうか』と。
勿論、対人か個人かの違いが有りますし、感情や愛情の違い等も有るでしょう。
こういう表現をすると、余計に女性を性の道具として扱っている感じになってしまいますね。
…ですが、そもそも《童貞》を非難する理由の1つは、『子孫繁栄に貢献していない』からなのではないでしょうか。それか、『あの《快楽》を経験いていないなんて可哀想』ですよね。
こういう《性の問題》で非難される時の大抵の理由は、『子孫繁栄』と相場は決まっています。
LGBT等を受け入れられない方の理由も、基本的には『子孫繁栄』についてですからね。
なぜ、『避妊具を使用した《性行為》』という表現をしたかというと、『子孫繁栄』だけに要点を絞った時に、《受精》を避ける行為としては同じだと思ったからです。
現在の《童貞》には、様々な理由が有ると思います。
①セクシャルマイノリテイー
②卒業したいが、機会に恵まれない(勇気が無い)
③このままでも別に構わない
ざっくりと、こんな感じですかね。
私の場合は、③が該当しますね。
メディアで非難されてしまう時は、①〜③をひとまとめにして《童貞》として扱われてしまいます。
そんなんじゃ、数値が昔よりも多くなって当然だと思います。
結局のところ、《童貞を卒業》することってそんなに素晴らしいことなんですか?
きっと、《卒業》という単語を使用しているから、余計に《童貞》の方達を見下してしまう環境が整ってしまったのかもしれません。
試しに、女性同様に《喪失》という単語を使ってみるのはどうでしょうか。
昔から、女性には《処女喪失》という言葉が使われますよね。
《喪失》という単語を使用することで、神聖な存在ではなくなてしまう様にも感じます。
《童貞喪失》に変えれば、少しは雰囲気も変わるかな…?
『《童貞》の若者と、《童貞卒業》した若者は全然違う』
これは、主に女性側からよく聞く発言ですね。
多分、そんな事はないと思いますが、絶対とは言い切れませんね。
《人生経験》としてなら、《童貞卒業》した方の方が高いでしょうから。
また、一定の年齢を超えた《童貞》の方は、《魔法使い》になれるらしいですね。
これに関しては、単純に《自慰行為》の回数が多い事から、《想像力が豊か》って意味だと思いますけどね。
『《童貞》は、女性に対して夢を見過ぎ』
なんて、よく言われますよね。
私は、こういう発言をする女性に対して言いたい。
『そういう貴女達こそ、男性芸能人やアイドル達に夢を見過ぎです』
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