第13話:歪んでいくアイドル像
貴方は、《アイドル》に対してどんな印象を持っていますか?
女の子なら、小さい頃にテレビでに映っている、可愛い衣装を着て踊っているアイドル達って、憧れる存在ですよね。
インタビューなんかを見ていても、『小さい頃から〇〇の事が大好きで、よく真似をしていました』なんてのをよく聞きます。
一方で男性アイドルは…というと、『家族が事務所に勝手に履歴書を送っていた』というのが有名ですよね。
流石に、『かっこいいなぁ』くらいには思っていたでしょうが、『あんな風になりたい』と思っていたのかはわかりません。
最近では、『アイドル戦国時代』なんて呼ばれて、本当に様々なコンセプトのアイドルが存在します。
『地下アイドル』と呼ばれる人達の中には、事実かどうかはわかりませんが、ファン獲得のために水商売の様なサービスもしているんだとか。
あくまで噂話の範囲内ですが、《枕営業》なんてのも有りますよね。
でも、《枕営業》の場合は対象が番組やレコード会社のプロデューサー等でしたが、最近噂で聴く地下アイドルの場合は、対象がファンなんですよね。
事実関係はわかりませんが、そういう《営業》をする時間があるのなら、その分レッスンに使えば良いのになって思います。
ただ、会社の役職と関係を持つよりも、ファンと関係を持った方が、直接的にお金になりますから、そういう意味では自分の為になるかもしれないですが、『アイドルの仕事ですか?』と問われると頷けないですよね。
最近の歌番組では、《口パク問題》なんてのも話題になっていたりしますね。
ファンそれぞれの《アイドル》に対する基準の違いも有るとは思いますが、私はやっぱり『歌って踊れるアイドル』が好きです。
…かと言って、体力的な問題や激しいパフォーマンスもあるでしょうから、《生歌》は厳しいのかもしれません。
ですが、あくまで《プロのアイドル》として活動しているのなら、あからさまな口パクは観ていて、『曲は良いんだけどなぁ』と思ってしまいます。
以前テレビで見たアイドルは、パフォーマンスの都合で、手持ちマイクではなくオペレーターが
しかし、数名のメンバーのマイクの位置が、顎よりも下の位置になっていました。
流石に、センターやソロパートで歌っているメンバーは、口元の位置にマイクがくるように着用していましたけど。
きっと、歌割りも少ないし、カメラに映った瞬間に『可愛く映りたい』という感情を最優先した結果なのかもしれません。
とてもじゃないすが、声量が大き過ぎて位置を下げている様には見えませんでしたから。
…ということは、もし仮にそんな風に考えて行動していたとしたら、『マイクは邪魔』と思ってしまったんでしょうか。
もしも口パクだったとしても、最低限の魅せ方をして欲しいです。
今語ったのは、主に女性アイドルに多い場合ですね。
ここからは、男性アイドルについてお話ししようと思います。
最近大きな事件に発展してしまったのも、男性アイドルでしたね。
彼等の今後については、とやかく言うつもりはないので、結論を待ちたいと思います。
ただ、今回の件で今までふんわりと思っていた事が、ハッキリと輪郭を描くようになりました。
それは、男性アイドルの殆どが自分発信でアイドルになった訳ではないという事です。
現在の10代アイドルの子達はわかりませんが、30〜50代の某事務所に所属している男性アイドルの方達が、たまにテレビで『姉や母が勝手に履歴書を送ってました』と言うのを聞きますよね。
これって、家族側の『息子が某事務所の人間になれば、大好きな〇〇に会えるかも♡』という欲だと思うんですよね。
だって、『父や兄が履歴書を送った』って話はあんまり聞かないでしょう?
『息子のため』ではなく、『自分達の欲』が優先されて、結果的には事務所に所属してデビューして…。
子供の頃に、例えどんなに家族に強要されてアイドル見習いになってしまったとしても、デビューして活躍できるようになったら、『やっぱりアイドルなんて嫌だ』なんて言えないでしょうし。
『デビューできる』と知った家族は、さぞかし狂喜乱舞した事でしょう。
そんな嬉しそうな表情を見てしまったら、余計に断れないですよね。
私は、未成年からアイドルとして活動して、成人になっても継続している方達の立場って、どうなんだろう…と思います。
女性アイドルの殆どは、自発的に行動する場合が多いので、芸能界に入るのも彼女達の責任だと思います。
しかし、男性アイドルの場合はどうでしょうか。…少なくても、自発的ではないですよね。
でも、仮に問題が起こったとしても、男性アイドルが未成年の場合は、私は家族にも責任があると思うのです。
『デビューが決まった時に辞退すれば良いじゃないか』と思う方もいるでしょう。
ですが、想像して見てください。
少年は見てしまったんですよ。家族が喜んでくれている姿を。
そんな状況では、きっと断れないでしょう。
しかし、そんな少年も成人を過ぎてしまえば話が変わってくるのです。
善悪の判断がつく年齢ですから、どんな事が起こったとしても、自己責任になります。
勿論、至極当たり前の話なんですが。うーん…難しいですね。
今回は、あまり上手にまとめられませんでした。
私自身、アイドルは大好きなんですが、その背後の事務所や家族に対しては、少し思う所があります。
また、アイドルについては書こうと思います。
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