応援コメント

第8話:鎖に繋がれた自由」への応援コメント

  • 今回のお話では、自分がいかに恵まれているか、思い知らされました。
    何せ両親が、僕の『作家になりたい』という野望(夢とは敢えて言いませんが)を応援してくれており、なおかつ、僕がその言葉に違和感を感じないからです。

    いい歳をして、衣食住は親任せ。正直、(世間体的な意味で)自分自身を酷い人間だと思います。
    それでも、大学入学までは死ぬ気で勉強してきたし(これもまた自分の意志です)、しかしながらそのせいで『自分が自分に課したノルマ』の達成に疲れてしまったんですね。

    だから、これ以降何らかの試験を受けることは、僕は全力で拒否する……いえ、逃げ惑うことになるでしょう。

    親のせいじゃない。自分のせい。
    だけれども、もう僕は、自分の大好きな『執筆活動』以外のフィールドで戦うつもりはない。断固拒否する。無理。不可。勘弁してくれ。

    そんな感じです。
    一応、パートで塾の講師をやったりしているのですが、これはあまりストレスを(意識上は)感じないので「まあ仕事だしな」と割り切って生活しています。

    話題がズレましたね。お目汚し失礼致しました。

    作者からの返信

    今回の内容は、私の実体験に基づいた話ではないのですが、可能性としては低くはないと思います。
    実際に私は、親の世間体を気にする性格から志望していた三部制の高校ではなく、地元の工業高校に通うことになりました。
    母は、通常の仕事とは別に夜遅くまでアルバイトをして私を塾に通わせました。
    私が望んだわけではないのにです。
    テストの成績があまり良くなかった時、「私が遅くまで汗水流して働いて塾に行かせてあげてるのに」みたいな感じで言われたことがあります。
    そんな風に言われて、『そうだよな…私も頑張らなくちゃ』なんて思えなくて、母の世間体のためだけに、進路が左右されるのがあまりにも理不尽に感じました。

    自分で選んで設定した目標のためだったら、我武者羅になって頑張れるんですけどね…。
    私は大学進学しませんでしたが、試験勉強は本当に精神も体力も削りながらだと思うので、きっと私も『これ以上戦いたくない』って思うかもしれないです。

  • 否定的に捉えるばかりもどうかなぁ~。と思います。
    私も小学校の頃、親の勧めでピアノと合気道やったけど、
    楽しかったし、進めて貰った事も感謝してます…。
    今でもピアノやってますしね…。
    本当に嫌なら適当な所で止めれば良いし、やってない事は
    嫌かどうかもわかりません。

    あと、世の中を動かしているのは、頭が良くてポジティブで、
    前向きな人達だと思います。そういう人達の集団に入る
    事で、自分も良い影響を受けるし、良い友人や恩師に出会う。
    それは人生に良い、肯定的影響を与えるので、
    行ける可能性があるのであれば、大学進学を私は勧めます。
    世の中、勉強も大事ですが、それ以外にも大事な事は一杯ですよ…。

    作者からの返信

    親が習い事を勧める事と、押し付ける事は似ている様で違います。
    勧めるのは、子供の将来を想ってのこと。
    押し付けるのは、親自身の理想。
    子どもの人生や目指す職業は、親の人生のリベンジではなく『個』を尊重してほしいのです。
    私はそんな風に考えています。
    勿論、誰がどう思うかはその人の自由です。
    このエッセイでは、私の考えを押し付けたいわけではなく、『こんな風に考えてる人間もいるよ~』くらいの感覚で読んでいただければと思います。

    ポジティブ思考なのは、良い事だと思います。
    ですが、世の中を動かしているのは前向き思考の人達ばかりではありません。
    後ろ向き思考というのは、聞こえは悪いですが慎重ということですから。
    確かに、自分と波長の合う友人や恩師に出会う事は大切ですね。
    けれどそれでは、自分に都合の良い人選になってしまう気がします。
    私はとことん議論したいタイプなので、大好きな友人にだってYESマンにはなりません。
    必ずしも、『自分を肯定してくれる』事が良い事とは限らないと思います。
    もしも、世の中の過半数が前向き思考になってしまったら…。
    一見、平和な世界かもしれませんが、団結し結束したその先では周りが見えなくなってしまうのでしょう。

    長くなってしまいましたが、最後に。
    私も人生は勉強や学歴が全てではないと思っています。
    なので、高校卒業後は進学ではなく就職を選びました。
    学びたい事こそありましたが、大学で学ぶ事はできない内容でした。
    機械油で汚れながら工場で仕事がしてみたいと思っていた私にとって、就職の道に進んだ事に対して後悔していません。