智謀の章 第4話 宗運
宗運
「というわけで、阿蘇氏は大友様に従い隈本城までの道のりについて万事ご案内いたします。その隊は私が率いております故、きっとお役に立って見せます。それから、件の裏切り者の首もこちらにお持ちしました。我が主、阿蘇惟豊は、娘婿と言えども卑劣な裏切り許すまじ、と烈火の如く怒りを現しておりました。残った妻子にも謹慎いいつけております。ご希望とあらば、人質として府内へ送りましょう。ところでいかがでしょうか。今回、豊後の殿がご所望されましたもの、全てこのように取り揃えました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。我ら甲斐党も、大友様の肥後統治のために大いに働いてまいります。またなにかありましたらいつでもお声掛けくださいますよう。新たなる大友様の世に良きことありますように!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます