『アルゴ・アカデミー』というのが謎なのですが、これは実際にある物語の脚本か何かなのでしょうか?!
よく小説などで、章ごとの最初に、どこかの小説などの一部を抜粋して載せてるのがあったりしますが、そんなことを感じたりしました。
**************
“月齢8.6”を探した時に、確かに月の写真も出てきました!
“鍬と片眼鏡を磨く老学者のお話”、ワクワクします!
作者からの返信
cypressさん
コメントありがとうございます。
『アルゴ・アカデミー』は、断片だけでまとめてある自作の脚本(のようなもの)なのです。
実は先日、詩などの整理をしたなかから出てきたもので、ただ懐かしかったという個人的な理由で載せてみたのでした。
味わいは足穂の一千一秒物語に似て、気配はまるでボルヘスの引く架空書誌のようで、大変に好みです…!
断章ばかりの脚本からの一かけというのも素晴らしい。何より、最後の一文というか台詞が、星の神秘さと狂気をほのかなパステルでさっと掻いたようでたまりません。また酔わされてしまいました。
『アルゴ・アカデミー』の完本が見たいような、そうなっては台無しなような。悩ましい。
作者からの返信
安良巻祐介さん
ありがとうございます…!
最後の台詞など、もし彗星に聞かれでもしたら、蹴とばされるかもしれませんね。
こういった雰囲気は、精度高く続けるのが難しいもので、断章ばかりになってしまうのかもしれません。
ですが、それが逆に一役買っているのであれば、偶然に感謝です。
ボルヘスは、御作『雲の本』でのコメント欄でも仰っていましたね。以前教えていただいた足穂がとても好みでしたので、この機会に『砂の本』あたりを読んでみたいと思います。