応援コメント

聖弓魔法兵団(2)」への応援コメント

  • 魔法士達の連携攻撃、非常に強力な物に変貌してますねこれは。以前登場した影の子なら、これで十分一掃できそうな威力を感じますわ。なんだかんだでデスティンも優秀で、性格が悪いだけの人間では誰もついてこないわけで、それなりに人望もあるのだろうなあと。アキムがここから巻き返すのはかなり難しそうな。せめて研究職に戻れたらと思う次第です、今後どうなるか、また読みに来ます!

    作者からの返信

    感想コメントありがとうございます。

    魔法士たちによる大規模な魔法戦闘が本作の見どころです。今回がお披露目です。読んでいる方の頭に面白い絵が浮かんでいらっしゃるとしたら、何とか小説として成立しているのかなと思います。

    本作のカテゴリーは奇妙に思われるかもしれませんが、SFです。その理由は、魔法戦闘の設定と物語の展開が現実に存在する科学的な理屈に則っているからです。

    例えば舞台が(現実の)未来でも異世界でもタイムマシンを作っていればSFでしょう。似た感覚です。

    作者が一見ファンタジーっぽい舞台でやりたかったことは大規模で緻密なソフトウェア魔法なのです。

    その魔法という設定ですが、極端な話、純SF的なレーザー光線のエネルギーでも同じ表現ができます。ただし、高度なメカが登場する何でもアリの世界観では、ソフトウェアや離散数学の部分が薄れてしまいます。

    例えば分数を表現するには複数の飴玉よりも、ホールケーキの方が適しています。「等分する」という概念が大事だからです。

    人間(魔法士)を題材に選んだのは、小数点を出せない環境を作る意図があります。0.5人……1人の半分は人間ではなくグロい肉片です。あくまで人間の配置をいじることでしか、ソフトウェア魔法の強化はありません。

    人間の集団というイメージしやすい映像でIT技術の隠れた面白さを味わっていただくことが、WIZARDWARE魔法戦記「ソフトウェア魔法VS.影の王」の目的です。

    最後まで楽しんでいただければ幸いです。

    編集済