ジョースタック所長の引退は痛いですね。
レッドベース先輩以外の上役でアキムの研究成果を唯一認めてくれていたのに。
というか、アキムは手柄を横取りされてしまっている様な。
エキストはアキムを意図的に閑職へ追い遣っている感じなのかもです。
アキムくん、立場的に苦しい状況ですが、今後どうなるのか、また読みに来ます!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
少年から青年へ成長するアキムですが、周囲の環境に変化が生じます。
良い方向ではなく悪い方向に……。
数少ない理解者がいなくなるというのは大変なことです。どれだけ成果を挙げようと、評価する人物がいなくなれば何も結果が出ていないのと同義です。
手柄の横取りもありうるでしょう。本作の少年老い易く……とは、学問に関係なく、突然に大人社会へ放り込まれる現代の若者像を暗喩しています。個人の主義主張は巨大組織に飲み込まれ消えてしまいます。青雲の志は消え、高品質の歯車が誕生するわけです。
運の悪い男の現代ドラマが開幕します。
ここで電波が登場するとは思いませんでした!
そう来たかという感じです。
ファンタジー小説を書いていると無線通信が欲しくなりますが、魔法でどうやって通信するのか説明出来ず悔しいので未登場なんですよね
作者からの返信
感想ありがとうございます。
物語内に登場する「魔法弾」を遠隔地へ送信する例えとして、電波を例に挙げました。実際に電波は飛んでいません。主人公のアキムにとって、専門分野でない魔法具内の仕組みであるため、ハードウェア内部ということになります。物語で詳しいメカニズムが明かされることはありません。魔法の伝道師が仕込んだオーバーテクノロジーとお考え下さい。
本作は「ソフトウェア魔法」がキーワードです。既にある技術をどう使うかという、ソフトウェア部分が主役です。この辺りは起承転結の「承」にあたるので、派手な絵面も登場します。楽しんでいただければ幸いです。