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2019年1月25日 22:57
締めの文句の綺麗さに夜明けのイメージが鮮明に浮かんできました♪全然読む速度が落ちなくて、面白いと素直に思います。また拙作の『惨劇! おバカ転生+』に評価を入れて頂き、誠にありがとうございますm(__)m拙いですが、評価にコメントを添えさせて頂きました。最終話まで順次読ませて頂きます。久し振りです、こんなに小説を読んで楽しいと感じたのは……。
作者からの返信
ご丁寧にありがとうございます。それから素晴らしいレビューありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。さて、本題に移ります。本作の描写の肝である「鮮明なイメージ」についてですが、実は長編作品である(存在)理由が大きく関わっています。いずこかで読んだのですが、短編小説の目的は出来事を描くこと、長編小説の目的は人間を描くことだそうです。私は素直に従っています。WIZARDWARE魔法戦記「ソフトウェア魔法VS.影の王」が長編として成り立っているのは、主人公アキムの人生を追体験できるからです。この主人公がどういうタイプかというと、努力する天才、です。近年は努力しなくても周囲から評価される主人公が好まれていましたが、今後は新しいタイプが好まれるのではないかと思っています。それは「努力し成功する」主人公です。ある意味、古いタイプに戻るようにも感じます。ところが、普通の人間が努力しても物語が楽しくなるような結果にはなかなか結びつきません。本作で活躍するには頭脳の天才である必要がありました。では天才とはどんな人間なのか……、さっぱりわかりませんでしたが、かつて論語で孔子が言っていた「1を聞きて10を知る」、という言葉を思い出しました。(高弟のひとりを評価する内容です。)10……。2×5か……。5……五感? というように妄想が広がり五感によるインプットが頭抜けている人間が天才なのでは? と考え始めました。主人公アキムは1人称の小説の中で、気温を触覚で、言葉の強弱を聴覚で、見た物を隅々まで視覚で体験します。この細かいイメージこそが、「頭脳の天才」を追体験することだと思い至ったのです。話は飛びますが、本作の後日談にあたるWIZARDWARE魔法戦記外伝「×アキムの○魔法士たちの木造船」では、主人公がアキムでなくなるため、環境や物質の描写を敢えて抑えました。同じ1人称で普通の人間が主人公になったことによる差異を読者に感じてもらうためです。ちょっと難しいことに挑戦しすぎたかもしれません。オーバークォリティーになるのは、私の長所であり短所でもあるので、上手く調整していきたいと思っています。
締めの文句の綺麗さに夜明けのイメージが鮮明に浮かんできました♪
全然読む速度が落ちなくて、面白いと素直に思います。
また拙作の『惨劇! おバカ転生+』に評価を入れて頂き、
誠にありがとうございますm(__)m
拙いですが、評価にコメントを添えさせて頂きました。
最終話まで順次読ませて頂きます。
久し振りです、こんなに小説を読んで楽しいと感じたのは……。
作者からの返信
ご丁寧にありがとうございます。それから素晴らしいレビューありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。
さて、本題に移ります。本作の描写の肝である「鮮明なイメージ」についてですが、実は長編作品である(存在)理由が大きく関わっています。
いずこかで読んだのですが、短編小説の目的は出来事を描くこと、長編小説の目的は人間を描くことだそうです。私は素直に従っています。
WIZARDWARE魔法戦記「ソフトウェア魔法VS.影の王」が長編として成り立っているのは、主人公アキムの人生を追体験できるからです。この主人公がどういうタイプかというと、努力する天才、です。
近年は努力しなくても周囲から評価される主人公が好まれていましたが、今後は新しいタイプが好まれるのではないかと思っています。それは「努力し成功する」主人公です。ある意味、古いタイプに戻るようにも感じます。
ところが、普通の人間が努力しても物語が楽しくなるような結果にはなかなか結びつきません。本作で活躍するには頭脳の天才である必要がありました。
では天才とはどんな人間なのか……、さっぱりわかりませんでしたが、かつて論語で孔子が言っていた「1を聞きて10を知る」、という言葉を思い出しました。(高弟のひとりを評価する内容です。)
10……。2×5か……。5……五感? というように妄想が広がり五感によるインプットが頭抜けている人間が天才なのでは? と考え始めました。
主人公アキムは1人称の小説の中で、気温を触覚で、言葉の強弱を聴覚で、見た物を隅々まで視覚で体験します。この細かいイメージこそが、「頭脳の天才」を追体験することだと思い至ったのです。
話は飛びますが、本作の後日談にあたるWIZARDWARE魔法戦記外伝「×アキムの○魔法士たちの木造船」では、主人公がアキムでなくなるため、環境や物質の描写を敢えて抑えました。同じ1人称で普通の人間が主人公になったことによる差異を読者に感じてもらうためです。
ちょっと難しいことに挑戦しすぎたかもしれません。オーバークォリティーになるのは、私の長所であり短所でもあるので、上手く調整していきたいと思っています。