カロンのlibrary

林檎🍎ラパン

第1話{記憶のために}

怖い...理由は分からないがなにか大きな恐怖が襲ってくる。燃え上がる炎に大きな波が襲ってくる。逃げる

しばらく逃げ続けるとふっとすると恐怖は消え暗闇になる。

だか、しばらくすると小さなか弱い声が聞こえる。「その能力で人々を助けて」


ここで目が覚める。

いつもの夢、いつもの日常。

息を整えしばらくいつも通り起きてボーッとしているとノックの音が聞こえる。


「ルイス?」


聞くと


「おはようございます。お嬢様。」


いつもと変わらない執事のルイス・テンプルの声が聞こえる。


「入って...」

「失礼します。お嬢様、今日の朝食はどういたしましょう?」

「何でもいいわ...にんじんは入れないでちょうだい」

「ダメです」

「なら聞かないでちょうだい」

「好き嫌いはいけません」

「わ、わかったわよ…」

「着替えは...こちらに置いておきますね?」

「えぇ...ありがとう」

「............汗ちゃんと拭いてくださいね。風邪ひきますよ」


ここで初めて自分が汗をかいていることに気がついたルイスから貰ったタオルで汗を拭き


「それでは、失礼します」


そう言うとルイスは部屋から出ていった。


ルイスと入れ替わりにメイドのヘレーネ・ルダースがルイスとは真逆の満面の笑みで入ってきた。


「失礼します!おはようございます!お嬢様


曇のない真っ直ぐな目で笑顔のまヘレーネは入ってきた


「おはよう...今日もお願いね」

「はい!かしこまりました!」


着替えを頼むとヘレーネは元気よく返事をした


「お嬢様きつくはありませんか?」

「えぇ、大丈夫よ」

「無理なさらないでくださいね?」

「分かってるわ...ふふっ心配してくれてありがとう...」

「!?...いえいえ!」


ふふっと笑いながらヘレーネは着替えさせていき


「よし!完璧でございます!

今日も可愛らしくいらっしゃいますね〜」

「うーん...そんなことは無いと思うけど...ありがとう」


着替え終わり礼を言うと


「それでは、今日の予定を言いますね!

今日の予定は、ゆーディット・カンパロン様の授業、今日は数学、歴史についてでございます。その後昼食でマイロート・アルナ様との会談でございます。本日はこれで以上となります!」

「アルナおば様が来るの?」

「そう聞いております!」

「そう...ありがとう

あっ、ロルフとログフは今日晩開けるように言っといてもらえる?」

「かしこまりました!」

始まるようだから」

「......了解しました。

それでは朝食に向かいましょう!」


そうして私の1日は始まった。

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