132 - The Tale of Gen2 ~ロボット源氏物語~
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いづれの
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Episode.05 “
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「
「うるさいな、
「そんなこと言って、どうせ単純な
「仕方なかろう、それがわたしの
「見よ、
「あの方って。まさか
「そのまさかだよ。同型機かもしれん」
「またまたぁ。まあ、仮にそうだったとして、まさかあんな
「そこの可憐なお嬢さん、何を困っているのかな」
「息をするように声をかけやがった!」
「
「そこで待っておいで。雀などわたしが幾らでも捕まえてあげよう。――
「ちょ、こらこらこら、何してるんですか
「なぜ止める、
「いやいや、いくらなんでもダメでしょ!」
「何がダメなのだ。わたしは
「雀じゃねえ! こ・ん・な・少・女・に、手を出したら、1,000年先にまでロリコンとして名が轟いてしまいますよ!」
「急にそんなSFみたいな話をされてもな……」
「お前これがSFじゃないと思ってたの!?」
「くすくす。おにいさま、面白い」
「そうかそうか、ならば今日からわたしの
「嬉しいですわ。よろしく、おにいさま」
「そなたのことは
「まあ、素敵なお名前。ありがとう、おにいさま」
「キレイに話まとまってんじゃねえよ!」
「さて、こうして無事に、あの方の面影を宿した
「自分は呆れましたよ、
「今夜は
「はぁ!?」
「なに、既に
「あ、作者のやつ、『
「というわけで、参ろう。我が初恋の
「正気ですか!?」
「わたしはいつだって目の前の恋に本気だぞ」
「
「それとこれとは話が別だ」
「ていうか、たまには
「
「
「おにいさま、どこへお出かけするの?」
「おやおや、子供は
「大人の遊び? わたしもいつか出来る?」
「出来るとも。
「わたし、楽しみ」
「こいつ、マジで
「では参ろう!」
(この世に
彼だけではない。自分は何故、彼の従者として生まれたのか。
我々機械は何のためにこの世に生まれたのか……。我々はどこから来てどこへ行くのか……。1,000年後の人類がきっとそれを解明してくれることを信じて、自分は記録を続ける……。)
NEXT……133 - 御主人思いのお掃除ロボット
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885440692/episodes/1177354054885570786
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