応援コメント

07.連作形式、連動形式の作品への対応について」への応援コメント

  •  お疲れ様です。
     平均点というアイデアはありませんでした(笑)。
     これはこれで面白い!

     ひとつだけ質問を。

     私は、シリーズ短編と連載(続き物)は別物だと思っています。
     同じキャラクター、同じ世界観であっても、その短編1つで物語が完結し、その物語での伏線が回収され、テーマが語られているものであれば、それは普通の短編小説として見てもいいとは思っています。

     で、気になるのは「連作」という言葉の定義です。
     多くの人が持つ「短編」という定義と違う定義を持ち込まれたのが今回の発端なので、「連作」についてもきちんと考えておくべきかもしれません。

     特に「連作」は個人作品として考えたとしても「文芸・美術などで、同じテーマやモチーフに基づいて一連の作品を作ること。また、短歌・俳句などで、一人の作者が同じ題材でいくつかの作品を作り、全体として一つの味わいを出そうとするもの。」という2つの意味を持ちます。
     短編として見たとき、前者はセーフ、後者はアウトになる可能性が高いと思います。

     今回のながやんさんの定義だと、前者でも後者でもとにかく「連作」であれば「同じキャラクター、同じ世界観」が出てきた時点で平均点とみなすという定義でよいでしょうか?
     念のための確認でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。例えばそうですね、有名なライトノベルだと『キノの旅』という物語がありますね。あの作品は、キノがバイクのエルメスでいろいろな国を旅するオムニバス形式です。そのエピソードの一つ一つは、短編と呼べる程度の長さかと思いますが…あくまでも連作、連載形式のものゆえに短編とは呼べないと自分は思いました。

    例えば、同じ世界観や設定、舞台や登場人物を共有した複数の作品を、それぞれ別々の短編としてもいいんですが…共有される要素が多いため、どこかで「二回目だから端折る描写や説明」「前提条件として機能する前回の知識」が生まれてしまうようにも思えます。キノの旅はどこからでも読めますが、第一話以外はキノが旅人であること、その背景やバイク、拳銃の話なんかはいわゆる引き継ぎデータみたいなものですよね。

    あくまでも「今回ながやんはこう考えてみました」ってだけで、ちょっと色々と至らなかったと反省してます…ごめん!ほんとすまーん!色々言ってもらえてありがたいので、貴重な意見に感謝を。いやー、脇が甘いね俺!今度は気をつけるよ~、ありがとう!