書きにくい事情

 小説管理ページが大幅に改変されたために、コメントやらエピソードの管理にまだ慣れない。慣れないうえに一週間以上も出張していたものだから、前回更新から時間が空いてしまった。どうコメントを返せば効率がいいか決めかねているので、申し訳ないが暫くお待ちいただきたい。まぁ今のところ、コメントは携帯電話からアクセスして返すほうが早いかなと思っている。


 この度の出張は近年稀に見るグダグダっぷりだった。まず第一に準備時間が短い。普通ならこの規模であれば三ヶ月以上は充分に取るべきを、実際に与えられたのは一ヶ月だ。一ヶ月で何が出来る。死にものぐるいでやれとでも言うのか。嫌だ。

 そして担当システムは「新バージョンを使おうね」という会社の方針により、仕様書すら目を通していないものを使う羽目になった。因みに仕様書がないのにはちゃんとした理由がある。まだ実装していなかったからだ。要するに開発中のものを入れろと、こういうわけだ。


 淡島だったら入れてくれるんじゃない? みたいな適当な期待と共に現地に放り込まれた私の不機嫌たるや相当なものだった。大人なので顔には出さないが、煙草は一日五本ぐらい立て続けに吸ったし、酒もホテルで飲んだ。ぐるんぐるんと洗濯機の回る音に耳を欹てながら飲んだ缶チューハイは甘かった。ツマミは買い忘れた。


 幸運だったのは、プロマネとサブマネが気心の知れた仲だったことだろう。これで仲が悪いプロマネ相手だったら絶望である。サブマネはいつもの、メンタル強靭モンスターで、稼働の前日に「やっと焦りが出てきたなー」と言い出した。遅い、遅い。逆にもう焦るな。

 途中で来た部長は、私に対して「ねぇねぇ、一緒に秋田の案件やろうよ」と煩かった。結構です、一人でやってください。部長なら出来ます。部長は強い子です。


 そんな感じの一週間だったが、諸事情により今は詳細を書けない。ちょっと数日温めてからエッセイ化しようと思う。因みに諸事情とは、また出張に行くからである。

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