第5話 自分がこんな転生を望んでいたようで
「あなたは死んでしまいました」
わたしはスマホを片手に持ったスーツ姿の彼へと事実を告げました。
厳かに。
静謐に。
「え??」
朴訥そうな彼は、理解できないという表情をしています。突然の死でしたからすぐに死んだことを理解するのは難しいかも知れません。
「死んだときの状況を説明した方が良いでしょうか?」
わたしは手元のタブレットに視線を落とします。
そこには彼のプロフィールが細かく書かれています。もちろん死んだときの状況も。
彼は首を傾げて独り言を始めます。
「確か終電が無くなるからと思って会社を出て……急いで駅に向かったはず……今週は体調が悪くてフラフラしてたけど、問題なくいつもの電車に間に合ったはず……?」
途中までの自分の行動は覚えているみたいですね。
「あなたは駅のホームには着きました。ただ、電車を待ってる間に限界がきまして、あなたはいつも一番後ろに乗っていたものですから、乗る予定だった各駅停車の前にホームから転落してしまい、その電車に轢かれて死亡しました。そこまで速度は出ていませんでしたから、バラバラにはなっていません。不幸中の幸いですね」
「いや、幸いって……結局死んでるんじゃ……」
ツッコミを入れる余裕はあるようですね。
「はい、ですから『不幸中の』です」
彼はわたしの言葉に納得したのか、肩を落とし項垂れて呟きます。
「そうですか……死んでしまいましたか……」
何とも覇気がありませんね。死んでしまったのですから覇気の無い方が普通ですが。
「死んだことは理解しましたか?」
「はい……ところでここは?」
一応冷静に状況を把握しようとしていますね。取り乱したりしない分、理解は早いかも知れません。
死んだことが納得できたかはまだ分かりませんが。
「あなたの感覚では、黄泉の国だと思ってもらうのが一番分かりやすいと思います。死んだ後に訪れるところです。地獄でも天国でもありませんので黄泉の国です」
「黄泉の国……」
少し理解が進んだようですね。
共通イメージを持つ言葉の力は偉大です。言霊と言われるものですね。
「それではあなたは、死神か閻魔様と言うことですか? それとも何かしらの女神様でしょうか?」
死神には『様』は付かないけれど、閻魔には『様』が付くのですね? 『神』と言うときは大抵『様』を付けて『神様』と言いますけど。
「そうですね、ここでこうやってあなたに死を告げているのですから『死を告げる者』というのはどうでしょうか?」
質問に質問で返してしまいました。迷える子羊になんと酷なことを。実際のところ、わたしに決まった呼び名は無いのですが。
「『死を告げる者』ですか……告げるだけで『死を管理する者』とか『死を導く者』とかでは無いのですか?」
あら、意外に良い質問だったのかも知れません。
彼は首を傾げて考えています。
その仕草は本当に『普通の人』らしい態度ですが、わたしの言葉と状況を照らし合わせて理解しようとしています。
これは話が早く済みそうです。
「なるほど、わたしの役割を知りたいのですね。そういう意味でしたら、わたしは『転生神』と呼ばれることが多いです。一応神の仕事をさせて頂いていまして、日本での転生を管理しています」
「転生神ですか?! ということは僕は転生できるんですか??」
役職名を告げるというのは重要なことなのですね。
理解が早くて助かりますが、それは死んだことを理解した上での話なのです。
「そうです、あなたは神様から転生のチャンスが与えられています。ただ、死んだことをしっかり理解していないと、転生先で上手くいきませんので、まず死んだことを理解して下さい。あなたは地球の日本で死にました、もう地球での生活に戻ることはありません」
彼は少し驚いた表情をしています。
ストレートに事実を告げられてびっくりしたのでしょう。日本人の感性は難しいですからね。
事実を淡々と話すとショックが強すぎることもありますから、ゆっくり理解してもらうのが良いのですが、時には必要なことでもあります。
「……分かりました。転生と言っても日本──地球にではなく異世界にと言うことですか……」
あらあら更に理解が進んでしまいました。
では事実を理解した上で次のステップの事を考えている、そういうことにしておきましょう。
「理解しましたか。では、転生の話に入りますがよろしいですか?」
彼はこちらを見上げて静かに頷きました。理解は早いですが至って常識的な行動です。
良い大人ですね。
ここで気になったことをどんどん質問してくる人もいますから。転生というのが甘い蜜に見えて仕方のない人にとっては、どんな甘さなのか知りたくなるのでしょうね。
多くの場合、実際は蜜ではないことを転生してから知るのですが、それをなるべく分からせるのがわたしの仕事です。
ですから、常に落ち着いたペースで、時には相手の本心を先に聞き出す必要があるのです。
「まず、転生と新生をあなたは選ぶことが出来ます。ここで質問はありますか?」
彼は少しだけ考えて、すぐに口を開きます。
「転生と新生の差ですね。新生と言うからには、新しく別の人間として一から生まれ直すこと。そうなると、転生は異世界へこのまま行くと言うことでしょうか?」
惜しいですね。
そこまですぐに理解しているなら話は早いです。
現代日本のサブカルに感謝です。
「新生はあなたの認識の通りです。記憶も無く0歳から生まれ直します。どこの世界となるかも含めて新しくです。転生は『そのまま』ではありません。年齢は死んだときの年齢から変えられないこと、地球以外にしか転生できないこと、この2つを除けば基本的に要望が出来ると思って下さい。要望によって準備にかかる時間が異なりますが」
彼はまた少し考えてから口を開きます。
「要望が多いと時間がかかるという事でしょうか?」
わたしの説明から外れない範囲の良い質問ですね。しっかりと話を聞いて考えてくれているようです。
「そうです。と言っても、何も要望がなくとも1ヶ月ぐらいはかかります。要望が多岐にわたれば10年ぐらいかかることもあります」
「10年……少なくても1ヶ月。その間何をするのでしょうか?」
1ヶ月でも長いと考えているようですね。転生のチャンスを与えられた人はせっかちな人が多いのですがなぜでしょうか?
この疑問はまたの機会に神様に伺うことにしましょう。
今は彼の転生の話です。
「何もしません。あなたは何もない空間で過ごしてもらうことになります」
「いえ、僕ではなく転生神様です」
あらら? 珍しい質問ですね。準備の話をしたのですから、わたしは転生の準備をするのだろうと推測することが多いのですが。事実その通りですし。
何か気になることでもあるのでしょうか?
「わたしはあなたの転生先を選定したり、あなたに与える転生先での身体を創ったりすることになります」
「ああ……そんな手間をとらせることになるのですか」
わたしの手間を気にしているのでしたか。
それがわたしの仕事ですから全然構わないのですが、彼の可能性がどこにあるのか分かりませんから、ここからすでに彼の要望が始まっていると考えましょう。
「それがわたしの仕事なのでわたしは構わないのですが、あなたはその時間を短くしたいという要望があると捉えて構わないですか?」
「はい、神様に僕へ時間を割いてもらうのは心苦しいです」
謙虚と言うべきか卑屈と言うべきかは悩むところですが、相手の手間を減らしたいというのは悪いことではないでしょう。
「そうですか。1日もかからない方法もあるのですがこちらは少し問題がありまして……」
わたしは言葉を濁してしまいます。わたしとしてはあまりお勧めしないのです。
ですが、ほとんどの転生者はなぜかこちらを選ぶのです。
結局のところ、転生してみないことにはどっちが良いのかという判断は出来ないですから、時間を優先したいと思う方が多いということなのでしょう。
今回は少々理由が異なりそうですが。
彼は静かにわたしの説明の続きを待っています。
「身体を創りませんので何か転生先にあるものを代用する必要があります。その代用するものは、身体は生きていますが精神が死んだ人です。そうなった理由は人それぞれですが精神を手放すほどの状況ですから決して良い状況とは言えないでしょう。とてつもない恐怖を感じたとか、受け入れがたい精神的な衝撃を受けたとかですね。それは想像を絶する状況と思われますが、それでも望みますか?」
彼は瞬きを繰り返しています。
説明されたことを理解しようとしているのでしょう。
この方法は簡易的な転生ですのでリスクの高いことだと思います。ですから、悩む必要もあると思います。
神様は簡易転生を白色転生、通常転生を青色転生と仰ってましたが……わたしのイメージだと反対のカラーなのですが? こちらもまた神様に確認しておきましょう。
「そんなことですか、じゃあそっちでお願いします」
早いですね。リスクは気にしないのでしょうか。
「どんな環境かわからないのですよ?」
「どちらも僕にはどんな環境か分かりませんし、ブラック企業でゆっくり疲弊するより衝撃的な環境の方が生きてる実感が得られるかも知れませんし」
なるほど、理解しました。
疲れているのですね。
緩やかに与えられる苦痛で虚脱するより、瞬間的に与えられる激痛で覚醒したいと。激痛で覚醒できるかはその人次第ですが。
刺激が欲しいという意味合いで捉えておきましょう。
「分かりました、あなたが白色転生を望むというのであれば否定しません。他に要望があれば言って下さい、適合する者がいるか探しますので」
「望むほどのことは無いのですが……普通に幸せな家庭が築ければそれで良いので。これまで彼女もいませんでしたし、結婚して嫁さんを迎えられれば良いなと思います。いずれ子供が出来て、慎ましくも微笑ましい生活が送れれば僕は幸せです」
何でも望みを言えば良い、と言われてこの回答をするということは彼は卑屈なのではなく謙虚なのでしょう。
ただそれが本当にささやかな願いかはその世界にもよるのですが、少なくとも日本においては高望みをしていないと捉えられるでしょう。
日本には身分の問題で結婚できないとか、国で決められた相手と結婚しなければならないという制限は無いのですから。
性別比は概ね半々ですし、相手を選ばなければ結婚も可能でしょう。
男性の場合、まだ自分で出産しませんから、子供を持てるかは相手によりますが。
「要望てんこ盛りのチート転生をして、俺TUEee無双のハーレム人生を望まないのですか?」
「ずいぶん俗世的な言い方ですね……」
「日本の転生神として、日本文化は常に勉強していますので」
少し呆れられているように感じますが、イメージは通じたので良しとしましょう。
「したい思いはありますけど、そう言うのは僕には向いてないと思うので」
したいという要望はあるのですね。男の子ですもの、その欲は間違ってないと思います。女の子でも転生するなら逆ハーレムを望んだりしますから。
ただ仕事に疲れた上で死んでしまって、希望を無くしているのかもしれませんね。
秘めたる思いがある程度に捉えておきましょう。
「多くを望まないのですね。では、その条件で探します」
わたしは手に持ったタブレットで検索アプリを起動しました。そして、彼の要望を検索条件として設定して実行しました。
これで数分と経たない内に検索結果が出るでしょう。
「では、見つかるまでの間に転生について詳しく説明をしておきます。よろしいですか?」
彼は黙したまま頷きます。
人の話を聞くときは喋らないようにしているのですね。
「はい」ぐらい言っても大丈夫ですよ?
話しやすくて助かりますが。
「まず転生者の保護です。せっかく転生したのにすぐ死んでしまっては転生させる意味がありませんから、半年〜1年ぐらいは基本的に死なないと思ってもらって結構です。病気にかかりませんし、毒物も中和しますし、身体的に傷付いてもすぐに治ります」
彼は目を見開いて驚いています。
そういえば彼のプロフィールに医療関係の仕事をしていたと書かれていました。
医療の知識が多い分、身体に対する超常的な現象は信じがたいところもあるでしょう。
神様は「未来の技術」としか仰ってませんでしたので……いえ、説明されましたがわたしには理解できませんでしたので、わたしにはそれらがどのように行われているのか良く分かりませんから、説明を求められても答えられないのですが。
「また、転生先で問題に巻き込まれていても、解決出来るように補助がされますから安心して下さい。どちらもいわゆる転生特典というやつですね。神様は「この初期宇宙で転生者の可能性を狭めることは、その者の意思以外では許されない」と仰っていましたから、転生直後は何があっても大丈夫だと思います。特典によって期間は様々ですが、身体的や精神的な保護は約1年ほどで無くなっていきますので、そこだけ注意して下さい」
彼は懸命に頷いていますが表情は曖昧です。
実感がないので、それがどれほど危険なものか分からないのでしょう。
これは現地に行ってから体感してもらうしか無いことですから、話を聞いて覚えておいてもらうしかありません。
「そして時間が経過しても無くならない転生特典についてです。転生者は必ず自分の大切な物や愛着のある物を持ってここに訪れることになっています。それを使って特典を付与します。ただ神様がお決めになることですので、どんな特典になるかはわたしにも分かりません」
そう言ってわたしは、彼を頭の天辺から足の爪先までじっくりと眺めます。
彼は居心地悪そうに少し身動ぎしますが、気にしないでおきましょう。
最初見たときと変わりないのですが、上下揃いの濃い灰色のスーツを着て黒の革靴を履いています。
長い間着ているのか結構くたびれていますね。
日本であれば本当にどこにでも居そうな、疲れたサラリーマンルックです。
そして左手にスマホを持っています。
彼はわたしが話をしている間一度もスマホを見ていません。
偉いですね。
彼の持ち物でそれ以外に特徴的なところはありません。
「どうやらあなたの愛着のある物は、そのスマートフォンか、着ている物のどちらかだと思われます。転生特典に使用できるのは1つだけですがどちらにしますか?」
彼はここに来て初めてスマホを見ました。
ホームボタンを押して画面を眺めています。
どうも最新型ではないようですが、何かこだわりがあるのでしょうか?
そして、彼は自分の身体を見回しています。
腕を上げたり足を上げたり。
スーツや靴の確認をしているようですね。
身なりの確認もそこそこに彼は口を開きます。
「スマホでお願いします」
だと思いました。
ブラック企業の話を出す人がスーツや靴を選ぶとは思いませんし、スマホへの愛着が見受けられましたから。
「では、スマートフォンで転生特典を精製します」
「ちなみに、その転生特典で悪いことをしたらどうなるのですか? 天罰を受けるのでしょうか?」
彼は不安そうな表情を浮かべて聞いてきます。
神様が居ることが分かった上で、その神様から力をもらうわけですから、神様の思惑と異なる使い方をしたら罰を受ける、そう考えるのも彼らしいですね。
「悪いことをするつもりなのですか?」
「いえいえ! そんなことするわけ無いですよ!! ただ気になったもので……」
意地悪な質問でしたね。
わざとですが。
悪いことの出来ない雰囲気がにじみ出ていますし、どう見ても善良な人間です。
そしていわゆる草食系男子というやつですね。
いえ、草食系女子に食べられたそうですから、もはや植物系男子かも知れません。
余談でした。
「何もありません。わたしも疑問に思い神様に問いました。神様のお答えは「それも人の可能性の一部だし、善悪は世界によって、人によって異なる。わたしが個人的に善し悪しを判断するわけにはいかないのだから、その世界に委ねるものとしている」でした。転生先の世界で恨まれるようなことをすればそれ相応の報いをその世界の人たちから受ける、それだけです。わたしたちが何かをすることはありません」
「悪いことも人の可能性、ですか……」
何やら彼は唸りながら考え込んでしまいました。
難しい話だったでしょうか?
神様は「転生とは可能性を拡げるためのもの」と端的に仰ってましたから、可能性が拡がる可能性があるのならそれは残す必要があるとお考えのようでした。
ただ、全てのお考えを伺ったわけではないので、わたしの想像外のことが起こるかも知れませんが、少なくともわたしたちが直接何かすることは無いのです。
「とりあえず、転生先では世界の常識を学ばないとダメですね」
彼はそう続けました。
とても常識的な考え方です。
そう思っている以上、すぐに転生先の常識は理解することでしょう。常識に囚われて可能性を潰すような事態にならなければ良いのですが、常識を吟味して事を成すのであればそれは充分に可能性の拡張です。
わたしは手元のタブレットに視線を移します。
随分前に検索結果が返ってきていました。
この検索は条件に最も当てはまるものが1つだけ返されます。
転生者はそれを選ぶか選ばないか、その選択だけで済みます。
優しいシステムですね。
彼は迷わず選択しました。
それからわたしは彼に他の注意事項を幾つか説明しました。
彼は全てを記憶するかのように、必死になって話を聞こうとしているようでした。
明らかに他のことを考えていたり寝ていたりされると、仕事とは言えわたしも残念な気持ちになりますから、彼の態度は説明していて気持ちの良いものでした。
相手の気持ちを慮れる人なのでしょうか。
ソンタクターと名付けましょう。
神様も名前を付けるのが好きですから、これは神様の影響ということにしておきましょう。
話が逸れましたね。
「では、これで全ての説明は終わりです。早速転生を始めたいと思いますが準備はよろしいですか?」
「はい、問題ありません」
彼から緊張した声が返ってきます。
どんな環境かも分からない場所に行くわけですから、彼自身が選んだこととは言え不安もあるでしょう。
わたしはタブレットを操作して、彼を転生先へと送る処理をしました。
彼が眩い光に包まれていきます。
これでもう転生を止めることは出来ません。
彼が不安そうに自分の身体を見回しています。
「大丈夫ですよ。あなたがあなたらしくしていれば、問題なく生きていくことが出来る世界ですよ」
これはサービスです。
転生先がどんな状況なのか、どんな世界なのか分からないのですから意味のない情報です。
本来なら言う必要がありません。
ですが彼は良い人そうなので、少しぐらい不安を取り除いても良いでしょう。
彼は少し意外そうな表情を浮かべてから、丁寧なお辞儀をしました。
「ありがとうございます」
意図が伝わったようですね。
「それでは、行ってらっしゃいませ」
わたしは、光に包まれて次の世界へと旅立つ彼へ、深くお辞儀をしました。
彼は慌てて、わたしに少し遅れながらも、もう一度頭を下げました。
若手のサラリーマンらしいですね。
最後にわたしは、彼に別れの挨拶として手を振ります。
彼はどこか照れたような表情を浮かべながら、手を振り返してくれました。
そして、彼が全身を光に包まれて完全に見えなくなると、彼は光と共にいずこかへと飛んで行きました。
彼の転生はこれで完了です。
だだ、わたしも彼が転生した後どうなったのか気がかりです。
彼の要望は少し曖昧でした。
その結果がどうなったのか?
その可能性がどう拡がったのか?
わたしの業務としてそれを知っておいた方が良いでしょう。
次に活かすために。
暇だからではないですよ?
彼に可能性の拡がる未来が待っていることを祈るばかりです。
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