第18話 あとがき
読者の皆様。
この度は最後まで拙作をお読み頂き、誠にありがとうございました。
作者は演劇畑の出身でして、この作品も前半は戯曲形式の逆転構図を取っています。最近のライトノベルで流行の第1話で読者を惹き付ける様なタイプではなく、劇場と言う閉鎖された空間で鑑賞する事を前提につい書いてしまったので、ラノベらしからぬ作品になってしまったと反省している次第です。
さてこの作品、実はかなり以前に25分物のシナリオコンテストに応募する為に書いた物が下敷きになっています。話数で言えば第一章8話の中盤までに当たります。その辺りから物語の流れがガラっと変わっているのもその為です。
30年先の未来、身体を透き通る美少女。『あれ、これは2017年10月27日に公開された某有名ハリウッドSF作品の続編とソックリのシチュエーションでは?』と思われた方もいらっしゃったかも知れませんが、あの作品を観てビックリしたのはこの作者自身でして、『もしや応募作品がリークしてパクられたのか!?』とありもしない妄想を抱いた物でした。
この第一作で得た諸々の教訓を踏まえて、また次作にチャレンジしたいと思っていますので、その節にはまたお付き合い頂ければ幸いです。
命がいくらあっても足りゃしねぇ! 駿 銘華 @may_2018
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