金(かね)とはいわば袖(そで)ですよね。
【前回までのあらすじ】
結果的には外れたが、わくわくしたのは確かなので、またやって欲しいなと思ったら他の人も始めた様子である。よく考えて一枚かんでいきたい。当たればめっけもんだ。
さて、イラッとするのはこういう企画に対して文句を付けている側の人達だ。
個人的に思う所としては、こんな感じ。
・他の金持ちがなかなか開催しない企画に野暮な因縁を付けるだけかよ。
・仮に個人情報を掴まれるのだとしても、今回みたいな例の方が夢がある。受からない面接先に履歴書を出すのとほぼ変わらない。
・お正月くらいそういうのがあってもいいじゃない。
抽選の結果にも文句があるらしいが、そこも幽冥牢彦は文句はない。
『いいなあ』
と思う程度だ。宝くじの当選者の方を
『いいなあ』
と思うのと大して変わらない。多少、
『当たった事を伏せておくガイドをくれる宝くじの方が少し親切なのかも』
とは思うが、いきなり総額1億円をばらまける、ばらまいてくれる個人は覚えがない。
常に見られている側の人が開催した企画で、大企業のボスとはいえ、そのプレッシャーは想像もつかない。そして参加者は費用さえほぼかからない。
SNSに登録している時点でリスクはでかい。トラブルの多さから、警察もオススメしていないシステムだ。
それらを踏まえた上で足し算引き算しても、なかなかいいお祭りだったと感じる。
それを疑うだけでイベントとして受け取れないのは、いたずらにネットを疎んじたり、スマホを見てるだけで文句を付ける老害とどれほどの差があるのか、と思う。
なので、親切な企画だったと感じる。フォロワーが増えたのはあくまでその経過に過ぎないと思う。既に離れている人もいるそうだし。
支払った側としてのリスクも背負ってくれているのだ。
思わぬチャンスをくれた人として、私は感謝している。
ではまた。
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