【前回までのあらすじ】

　結局幽冥牢彦（ゆめろうひこ）（『診断〇ーカー』によれば聖人君子と魔王の素質を半分ずつ持つ、山羊の姿をした猫）を襲った風邪のウイルスは、ほぼ三週間もその身体に居座った。喉をやられた後に風邪の初期症状が侵攻して来るし、それでもどうにか食べて寝て、それらが通り過ぎてもしんどさは消えず、

『ウウ、何であたいがこんな酷い目に』（大意）

と、にっか〇ロマンポルノのお姉さん風に苦悩するしかないのだった。梅干しサイズの脳味噌の猫でもめっさしんどければ苦悩はする。

　それに、本当なら今月から再開するはずの別の場所での小説があるのだが、それも困難になってしまった。お話を考えられる様な状態ではなかったのだ。多少救いがあるとすれば、

『今年の下旬から再開予定』

と打ち込んである事だろうか。そこは過去の自分に感謝したい。何か予知していたのかもしれないからである。

　可能な範囲で再開したいのが本意なのだが、まだまだ病み上がり状態なので、様子見しながら匍匐前進する方向で考えている。

　これを打ち込んでいる本日はクリスマス。そして以前お伝えした通り（きちんとお伝えしていたので猫も衝撃）、うつ病の定期健診の日であった。

　何と担当の先生も今年の風邪で10日ほど苦しまれたとの事。常人よりはるかに衛生面や健康面に注意しているはずの医師をも苦しめる病魔とは恐れ入る。

　で、近況報告などをして帰宅した。

　何となく帰宅途中で、最近開始したシステムのPay〇ayというものに、現在登録中のネットお買い物サービスサイトから登録してみると500円くれたので、近日発売された成年コミック誌の購入にあてた。こういう降って湧いたお金はありがたく使わなければ。

　毎年の事だが、お金が振り込まれる日の関係から、猫のクリスマスは26日が本番になる。ケーキは大体なくなっているから、適当に何か食べたいものを食べる予定だ。

　懐具合の苦しさはスマホを含む支払いの関係であまり変わらないが、それでも余裕が出来たら、また本を買いたいと考えている猫である。

　ではまた今年中に。メリークリスマス(｀･ω･´)ゞ

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