お出かけ予定がない時に出かけるのもたまにはいいかもしれませぬ。

【前回までのあらすじ】

 幽冥牢彦ゆめろうひこはその日、諸事情から出かけて来たのだが、行き交う人々の厚着に仰天した。

 対する幽冥牢はインナーとしてジャージ生地のノースリーブ(そういう快適な代物があるのだ)の上にロンT、更に甚平(これは夏場の装いなのに反して非常に風通しが悪いので、むしろ秋冬の重ね着にもってこいなのだ)の上を着ていたが、

『厚着し過ぎたかも』

と少々後悔していた。

 風はやや冷たいかもしれないが、日差しが暑いので、下手に重ね着をすれば汗だくになってしまうくらいの気温だ。これで温かいものを頂いたらもうもれなく滝の様な汗が流れるだろう。

 故にその服装にしたのだが、向かう電車の暖房にあてられ、果たして汗をハンカチでむいむいと拭っていた。

 が、人々はダウンジャケットにマフラー姿という有り様である。それなのに汗をかいている気配すらなかった。それどころか、時折

『寒いねえ』

という会話すら聞こえて来る!

(こいつら、狂ってやがる……っ!)

と、某アングラ博打浪漫漫画の主人公の顔の作画イメージで戦慄していた。

 寒い地方の方ならよくお分かり頂けるだろう。冬場とは言え、雪の『ゆ』の字もない、気温15度越えで人が密集する晴天の下、マフラーに分厚い上着だ。

 最早我慢大会に等しい。


……という中、どうにか用事を済ませたり、欲しい本が売られているのを確認したりした。

(いつかきっと……)

と心に誓い、食料を確保して帰宅した次第である。

 他にも意外な発見があった。それは『赤いきつ〇うどん味トルティーヤチップス』と『緑のたぬ〇うどん味ポップコーン』だ。何でもそれぞれ40周年記念の企画で発売されたそうな。『おかしの〇ちおか』さんで発見した。

 本日は『赤い〇つねうどん味トルティーヤチップス』を購入してみた。こちらの方が『緑のたぬ〇うどん味』がしたのは恐らくご愛嬌だろう。美味しい。

 皆様も見かけられたら試せる方はお試しを。

 ではまた(`・ω・´)ゞ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る