今回は途中から『自殺』そのものについてなるべく冷静に考えてしまうよ(10月27日タイトル微調整)。
【前回までのあらすじ】
季節の変わり目である。
昼間の日差しは次第に
『ギャッ><』
から
『アバーッ……』
程度に収まって来つつあるが(しかし関東地方の日差しはこの『アバーッ……』がほぼ一年続く。小春日和などもうない)、今は風邪をひかない様に注意している時期である。という所に、
『
という事についてのお返事をしなければならなかったので、
『11月半ばに改めてお返事をする』
という事で猶予を頂いた。
『完全復帰とかではなくても全然構わないので、考えてみて下さい』
とのお返事を頂戴した。ありがたい事だ。
早めに出来る事は早めに済ませたい。やった分休めるからだ。
物語における、やれやれ系ではない方の省エネ系主人公の行動は正しかったのだ。
何故幽冥牢の高校までの学生時代にはそういう主人公は出て来なかったのだろう。思い返すと脱力系の見ててもイラッとする主人公か、『ジョジ〇』の空〇承太郎に代替わりした頃だったので両極端だったと言える。その中間がいなかったのだ。
今の病気になる前は、それは凹んだりする様な事があった時には普通に凹んでいたが、常日頃から脱力系というタイプにはめっさイライラさせられて来たので、寝て食べてぐぬぬと突き進む感じだった。
結果折れて戻らなくなっていたら世話はない訳だが。
皆さんはぐぬぬ度合いは程々にされたい。折れて戻らない事に、死にたくなるほど絶望するからだ。
という流れになると、よく
『死ねばいいじゃんwww』
などと煽って来るのがいたりする訳だが、
・風邪をこじらせて敗血症になりかけ
・大腸炎を移されて起きるのも一苦労
などで死の淵を数回程さまよった経験から言わせて頂くと、そんな楽な死は、
『寝てる間に偶然ぽっくり逝ってしまった』
という場合を除いて、ほとんどないと思う。
『飛び降りれば途中で意識を失うから楽』
とかいう意見がかつてあったが、自分にそれが訪れるとは限らないだろう。
『電車に飛び込めば一瞬じゃん』
という意見に対しては
『お前、轢かれてる間に楽になれるとか思ってるのか?』
と思うし、一時期流行った練炭などだって、呼吸に詰まった際の苦しさの可能性は想像は難しくないはずだ。息が詰まって死ぬ事のどこが楽だと言えるだろうか。
手首だって切った瞬間が大変痛いはずだ。かつて腕の外側を切るタイプの自傷癖があった時、それをした訳だが、ちょっと切ったってこれまためっさ痛かった。
これでもそうなのだから、手首の、例えば腱なんぞをうっかり切断する羽目になったら阿鼻叫喚だろう。どこが楽なのだ。
肉体は死にそうになるとそれに対し、めっさ抵抗する訳だから、それが一番苦しいだろう。
なので、
『自殺する度胸もないの?www』
などという煽りをして来る連中には是非実行して頂きたいなと、常日頃から考えている。
『俺はやりたい事色々あるもん』
とかそんな事は関係ない。自殺に関して『度胸』もクソもない。死を選ぶ人間でやりたい事が全くないというのもそう多くはないはずだ。
『やりたい事を叩き潰され、絶望して』
という例も、近場で言えば年末年始には発生するのだから。
自殺は追い詰められた者が、他に手段を見失い、仕方なく、悲しみで一杯の気分で
『あーあ……死ぬのも現実も滅茶苦茶怖いなぁ』
と言葉にも詰まってするもののはずだ。
死にきれないのがむしろ普通だろう。怖くて当たり前だ。
少し前に、お笑いの方が自殺について語っていた事に関して
『違和感がある』
という事で炎上したが、幽冥牢としては
『自殺は褒められたものではない』
という意見の真の理由として、前述の辺りを汲み取る必要があると考える。
自殺を考える段階に至ったならもう勝ち負けなどどうでもいいはずだ。
なので、よくある
『どうやって止めるか』
という質問に関しては、
『当人に決めさせたら』
とお返事をする事にしている。
人生には
『呪われてるんじゃないのか……?』
と本気で考えたくなるほどに不幸が重なる時があるので、仮にそこで止めたとしても、その後に死ぬまで不幸が続く可能性を捨て切れない。
本人が自殺を選ばざるを得ない環境というのは、相談相手が周りにどれほどいようと、本人が
『周囲にこれ以上絶望されたくない』
と追い詰められる、もしくは自らを追い詰めてしまう要素があるはずで、それが改善されない限り、苦痛でしかない生が続く訳だ。
なので、
『あの時死んでおけば! 何故邪魔をしたんだァ!!』
という流れにならない保証がほぼない。周囲が確実に叩くであろうものに楽しさを見出す可能性くらいしか生まれない。
既にあるケースとしては、いじめやブラックなあれこれを叩く癖に、それらのせいでうつ病の人が回復の為に仕事や学業を離れ、日々のあれこれに幸せを見出すと
『とっとと社会復帰しろよwww』
などと言って叩くのが異常とされないのがいい例だ。
やはり、続く可能性に乏しい適当な望みをちらつかせてためらわせる方が無責任だ。
故に幽冥牢としては、本人に決めさせるのが、一番悔いがないだろうと思う。
さて、それに関して『度胸』などというふざけた話をした時点で
『じゃあ手本見せろ』
という話だ。そういうタイプの言い出しっぺは発言に責任を持たねば。
つまりそういう奴は(社会倫理的に問題のある発言なので割愛)なる様にした上で、次に(同上)。
話がそれたが、幽冥牢は今は正直に言える。自殺は怖いからしたくない。
まず確実に苦しむであろうというのが前提条件であるのが嫌だ。かつて病気をこじらせた時の苦しみに再び苛まれるかも、というだけでもう嫌だ。
そうでない方法は手間とお金がかかるだろうから嫌だ。
痛くなくて安価で、脳死とか本人に意識がないとか、もしくは周囲がそれを観測出来ないだけなどという中途半端な状態ではなく、完全に消滅出来るなら、多少心が揺らぐ。
2018年の幽冥牢は、そう考える。
さて、そんな事はさておいて、本当は今回はまた叫ぶつもりだったが、どうやらそこまではいかずに済んだ様子である。
良かったー☆
また、『せっかくだから』の次回更新だが、
『女性向けライト文芸作品でこれが面白かったよ!』
という作品をオススメしてみる予定である。そんなに数は読んでいないのだが、
『ううう、女性向けライト文芸にちょっと興味があるんだけれど、どどどどうしたらいいんだか、誰かに背中を押してもらいたいよう。ううう』(大意)
という方の助けになれば幸いだ。『デュララ〇!!』の彼に背中を押されるよりはかなりマシだろう。
ではまた(`・ω・´)ゞ
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