今月の用事が完了しました。&『クロー〇 EXPLODE』は作品としてそんなに悪くない。

【前回までのあらすじ】

 疲れた……こんな第一声で大変申し訳ないが、今月の大きな用事がほぼ片付いた。

 大変さで例えると、これをお読みのあなたにとって、

『会いたくない人はいないものの、共同で片付けられる相手もいない、現地に行かないとどう進行するか分からない用事』

が三つほど同時に来たと考えて頂ければ、イメージは難しくないのではと思われる。

 本日の歯医者さんの定期健診も無事に完了したので、後は体調管理をして暮らせば概ね問題ない。

 他には自分用メモになるが、8月に再契約したプロバイダと〇TT〇日本さんの料金が現在いくらくらいなのかを今朝確認した。来月頭に10000円吹き飛ぶと考えていればいいらしい。今月払う必要はないという事だ。

 緊急で用意しなくていいのであれば、慌てる必要はない。

 そう言えば支払いの滞りが無くなる様にという事なのだろうが、カードを作る事を勧められた。私がかつて自己破産した事と(アホ上司のせいで仕事を辞めざるを得なくなり、更に『返す為に金を借りるしかない』という自転車操業状態だったのだ。闇金は知らなかったので行かなかった)、現在病気で仕事から離れている事を話したが、それでも審査は一応してくれるらしいので、早急に月額使用料金を支払わねばならないものが今後また出て来るだろうから、申込用紙を送ってもらう事にした。

 通常、自己破産する様な状態に陥った人はそちら方面のブラックリストに入れられるので、

『命と引き換えに生き延びた』

という立場になる。これは上記のカードをその状態で新たに作るしか返済方法がないんですがという状態で、業者の人から

『それ以上作ると死んじゃいますよ』

と言われたので、ほぼ間違いないのだろう。

 故に、カードを作る形での借金はほぼ出来なくなるのだが、はてさて。

 幽冥牢ゆめろうも会社員時代の経験から覚えがあるが、

(個人のノルマ故の営業とは言え、赤の他人に借金を勧めなきゃいけない立場は大変だな)

と思った。

 だってこういうのは労基署(どこまで動いてくれるのかは、地域差があります)がどう動こうと、またその人が如何に有能で大企業に勤めていようと、

『客が取れなければ、自分の親戚に勧めるか、自腹を切れ』

と言われるし、その二つの犠牲を払わずに済み、雇用継続が叶ったとしても針のむしろに置かれる事になるのだ。

 責任を被せられずに辞める事になったとしても、次の仕事が見つかっていなければ、いや、見つかっていたとしても、この不景気な昨今、後は推して知るべしである。



 さて、歯医者さんの用事完了後には、お遣いを済ませ、久々に外でラーメンを頂戴して来た。お気に入りのラーメン屋さんでのひと時は格別だった。

 他には密林さんに少額ながらチャージなどをした。気分転換に古本を買おうと思ったのだ。

 また、〇ーNEXTで映画を率先してみて行こうかと思う。

 昨日は未見だった『クロー〇 EXPLODE』を見た。感想としては

『単発の映画化として見れば、それほど悪くはない』

という感じ。監督は『ポル〇スター』や松田〇平主演の『青い〇』などを撮られた方で地獄の様な青春時代の描写には定評がある。つまり

『こんな所には近寄りたくもねえ。土地の名前を耳にするのも嫌だ』

と思わせる、非常にヘビーな世界観で見る者を最低な悪酔いをした後の様な気分に追いやる事もしばしばなのだが、『クロー〇』の舞台が強面揃いながら不良としての生き方をいい意味で楽しんでいる連中の集まる学校であるという事で、いつもの感じがかなり軽減されている。

 レビューで散見される問題点は下記の通りだが、それぞれに補足を加えておく。

・登場人物が没個性で誰が誰だか良く分からない。→見ていれば見分けが付かないなどという事はあり得ない。

・以前の二年生が三年生になったはずだが、全く出て来ない。→この作品では勢力の数が多過ぎて複雑なのでそういう事もあるそうな。

 幽冥牢は映画の『クロー〇ZERO』シリーズを見た限りの知識しかないが、舞台である鈴〇高校と登場人物らにはそういうアウトローなりの爽快感みたいなものを感じた。喧嘩をする上でも強さを比べ合うのが目的の連中なので、勢力争いが日常茶飯事ながら、闇討ちなどは蛇蝎の如く嫌われている事などもあって、不良ものにありがちな『嫌な暗さ』が少ないのだ。

 で、この『クロー〇 EXPLODE』は監督がその人に変わった事もあり、前二作に比べてその闇が濃いのだが、同じ原作者の、世界設定を同じとしつつも逃げ場のない暴力の闇を描いた『Q〇』とは異なり、きちんと『クロー〇』だったと思う。

 他にも、鈴〇の勢力争いの最小規模のチームである小〇須お〇すら三人、『クロー〇ZERO』に登場した片〇拳、かつての鈴〇三年勢力の一つのリーダーだった牧〇(卒業後は中古車屋に就職しており、ひょんな事から、姿をくらましていた片〇と再会する)による気のいい仲間関係が出て来る事で、青春映画としてなかなか良かった。

 主人公である施設育ちの転入生・鏑〇かぶら〇はほぼ最後まで誰かとつるもうとしないし、それと対比する様に、誤解からの他校との新たな抗争が周囲で深刻化して行くのだが、相手にされなくても、時に助太刀して相手から袋叩きにされても、彼をリーダーとして推そうと歩み寄る小〇須達の働きかけが、爽やかさを作品に注ぎ続けていた。

 ラストでは誤解が解けた事で他校のトップグループと鈴〇の現状トップに一番近い一派、そして鏑木と小〇須達が組んで、騒動の原因と真っ向からぶつかり合う。望まない争いに巻き込まれていた面々が一丸となる、という展開は熱い。クライマックスの盛り上げ方として良かったと思う。

 なので、前述の通り、『クロー〇ZERO』シリーズの後の展開という設定だが、それをあまり頭に入れずに見れば、そんなに悪くない、と書いておく。


 という訳で、〇ーNEXTや〇etflixで新たな映画やドラマも追加されたので、気になっていたものを、時間を気にせずに見て行こうと考えている。

 ではまた(`・ω・´)ゞ

 

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