皆薄々感じ取っていた小説業界、エンターテイメント業界の事実が淡々と書かれた創作論。 人の需要という無意識と出版企業の金の問題で今現状の落ち目を迎えていることに私達は目を背けているのだと思う。 ある意味この業界に関わってきた多く人達は面白さよりも、快楽と安定を求めた結果である。 誰が悪いでもなく、人として本能に従っていった末路なのかもしれません。 小説業界に興味がある方は、読んでおいて損がありません。