3 神さまのいるこう、なんだろう、どこか

アーマーブレイク

 驚いたのは僕の方というか、こんな急展開聞いてない。

 人が多い。まあさすがに大型連休中のこと、どこへ行ってもそれは一緒だと思うけれど。でも微妙に聞いていた話と違うというか、僕が気にしているのは別の点、

「どこなんです、ここ」

 というその質問、返った答えは「ウッ、あぁ、うんッ」で、正直「そういうことは早く言ってください」以外の感想がない。


 どれくらい走っただろう。途中、寄り道もしたからわからないのだけれど、とりあえず家を出てからだいたい二時間くらいは経っているはずだ。出発は朝の九時半ごろ、目的はあくまでお買い物というか、

「このままだとちょろみちゃんが火を噴くので」

 という、それが本来の目的だ。

 より正確には、というか当人の弁を引くのであれば、

「あっ、うっあのッ、レンジっ! あッそのっ、応急処置で、怖いし、その、火っ、火とか! 火とか吹くかもで、あのメーカー修理と違ってっだからあのっ、だから買い換えた方がほんとは、早めにっ!」

 とのこと。正直「やだなあ大げさですよたかが火くらいで」と、そんなことはさすがに言えないというか思わない。たぶんこのアパート、他所の家よりもよく燃える。きっとそれはもうものすごい勢いでメラメラ燃え上がって、ある意味見てみたい気もするのだけれどでもそうもいかない、

「電撃には耐性があるみたいですけど、熱が弱点っぽいですしね。あの神さま」

 ということで話がまとまった。電子レンジの買い替え。郊外の電器屋さんあたりか、あるいはどこかショッピングモール的なところになるのだろうけれど。

 でもそうなるとついでにというか、もういい加減なんとかした方がいいのは、やっぱり神さまの服だと思う。

 お出かけ先について話し合った朝のリビング。神さまの恰好はいつものセーラー服で、本当だったらそのはずで、でも今は仕方がないというか上だけ「妹尾」って名前の入った学校指定のジャージ、それを「どうだ」とばかりに見せびらかして自慢してくるものだから、

「いいね。とても似合ってるよ」

 そう適当に誉め散らかす僕に、でも「いや待ていつの間に妹尾になったんだ」と創さん。「そうか」と答えた神さまは、でも朝ごはんのサンドイッチを手にしたまましょんぼり俯いてしょぼくれて、だからそのとき僕はきっと、創さんに「お前なんてこと言ってくれるんだこの野郎」みたいな視線を向けていたのだと思う。

「……いや、まあ、そうだな。うん、なんだ、羨ましい。どこで買ったんだそれ。俺も欲しい」

 そこでようやく「そうかふふん」と、あと「いやいや創ちゃん。いやいやいやいや」とまあ、だいたいそんな感じで今日一日の目的が決まった。

 電子レンジと、神さまの服。あと他にも各自買いたいものがあれば。どうやらちょろみさんは服と肌着を見たいらしくて、創さんの目的は本とコーヒー豆だ。僕は――なんだろう。正直なんにもないのだけれど、まあその辺りはいろいろ見ながら考えればいい。

 空模様は、まるで狙いすましたかのようなおあつらえ向きの晴天。きっと楽しいお出かけになる――。

 と、そう思っていたのに。


「本当、どこなんですここ。いや駐車場というのはわかるんですけど」

 それも大型ショッピングセンターの、しかも郊外のそれだった。話が違う。いやこれだけなら何ひとつ予定と違わないのだけれど、でもどうにも腑に落ちないのはここまでの道のりだ。

 連休中、どうしても混み合う道路事情。それを差し引いたとて二時間半はさすがにかかりすぎで、つまりただ『郊外型のショッピングモール』というだけだったら、もっと近場にもあるはずなのに。

「完全に市外じゃないですか。ていうか初めて来ましたよこんなとこ」

 見たことも聞いたこともない、まったく知らない場所にいきなり連れて来られる。その心細さと不安感は、でも初めての土地に立つことのわくわく感には到底及ぶものではないというか要するに楽しい。すごい。なんだろう、なにもしてないのにどんどんテンションだけが上がっていくこの感じ。やっぱり遠出はこうじゃなくっちゃ、と、駐車場前のベンチにひとり、呑気に缶コーヒーなんか飲んでたところに遅れて駆けつけてきた彼女。

「ウッ! あっ、きっ、きりのくんッごめんッ」

 ちょろみさん。別に謝ることないのに、とは思うし実際そう言ったのだけれど。でも状況的に「ごめん」が最初に出てくるのはわかる。

 道中、ちょろみさんがはぐれた。簡潔にいうならそうなると思う。

 まあ仕方ない、だって創さんの車はおんぼろの軽自動車だ。乗員は創さんと僕とたまきさんと神さま、世に言う『悪いなちょろみー、この自動車四人乗りなんだ』みたいな状態になって、でもそんなのはもとよりわかりきっていたこと。なにも問題はなかった。だってちょろみさんには自分の足がある。その足のみで市内を縦断して到着する。だから大丈夫だよねちょっと大変かもだけど、という言葉に「うっ、うんッ」と答えた彼女の、事実ここまでたどり着いたその『足』。

「やっぱり、いつ見ても格好いいですねこれ。ごついっていうか。大型でしたっけ」

 自動二輪オートバイ。なんでも「あっうっよんひゃく、ちゅ中型」とのことで、でも見た目はほとんど大型というか、特に彼女が乗っているときはなおさら大きく感じる。

 ちょろみさんは特段、小柄ってわけではないと思う。少なくとも一部を除いては。背丈は平均的というかだいたい神さまと同じくらいで、だからどうしてもバイクが大きく見えた。普段よく着ているツナギとか作業着の類は、実はこのバイクで通学しているせいもあるのだとか。要はライダースーツの代わりだ。本当に代わりになるのかは微妙だけれど。

 ショッピングセンターの駐車場、というか、その店舗側隅の駐輪場。僕がこんなところでひとりくつろいでいたのは、はぐれてしまった彼女と合流するためだ。

 別に子供じゃないんだから放っておいても、と、それも一応間違いではないのだけれど。問題は別のところというか彼女の性格というか、この人は人混みが本当にだめなのだというのがたまきさんの弁。

「ちょろみちゃん、人混みでひとりにするとすぐにおなか下して、あとそのままトイレにこもって出て来なくなる」

 そして個室の中でずっと震えながら泣いてる。だから到着後は死んでもはぐれないように――思った以上に責任重大な任務ミッション、でも進んで引き受けたのは僕自身だ。とりたてて買いたいものがないのは僕だけだから、役割としてはまあうってつけだと思う。

「あぅ、ごめんっ、わ、わざわざ、ごめっ、あ、ありがとう」

 ヘルメットはとうに脱ぎ終えて、運転用の手袋グローブを外すちょろみさん。さすがに今日ばかりはいつもと装いが違って、上は飾り気のない白のブラウス――というよりたぶん長袖のワイシャツ、そして下は黒いストレッチ素材のパンツだった。妙に似合ってるのがまた不思議というか、少なくともいわゆる女の子らしい格好ではないと思うのだけれど、

「格好いいですね。ボーイッシュ――とはちょっと違うっていうか、むしろ男装っぽくも見えますけど」

 でも正直なところまったく「男装」とは呼べない、その主張の激しすぎるぱっつんぱっつんのワイシャツ。「えっ、えぁ、えっへへへへ……」と卑屈に笑うだけでもゆさゆさ揺れるのがわかって、そしてなるほど、いま理解した。この人がいつも猫背ですんごく姿勢悪いの、これ背筋伸ばすとボタンが飛ぶからだ。

「……なんて。さすがにそれは言い過ぎですよね。ほら行きましょうちょろみさん、せっかく格好いいんですからそんな縮こまらないで」

 もっと胸張ってもいいと思いますよ、と店舗入り口の方、歩き出した瞬間に見せたその意外な表情。思いのほか、というか思ったよりも僕の「格好いい」は効いていたみたいで、いや別にお世辞で言ったわけじゃなくて本心なんだからそれ自体はいいのだけれど、でも、

「――ウッ、うんッ! きっ、きりのくんッ、行こうッ!」

 と彼女は思い切り胸を張ってそしてその結果「ばつーん!」ってものすごい音がして、もうこんなの「ごめんなさいちょろみさん僕のせいで」とひたすら頭を下げるしかないのだけれど、でもそんな余裕がどこにあるっていうのだろう。

 すごい。弾けた。本当にワイシャツのボタンがビビビーッて飛んで、それがまるでスローモーションのように僕の目には写って、というかどっちかといえばこれはスローというよりズームで、

「ヴっ」

 と叫んでその場にくずおれる僕の、とっさに押さえた右目がもうものすごく痛い。すごい。飛んだ。前にじゃなくて真横にいる僕の方に、しかも顔というか右目めがけて真っ直ぐ飛んで、もちろん軽いボタンのことだから大したことはないはずなのだけれどでもなんだっけ、確かEイコールMCの二乗、エネルギーは速度の二乗に比例する。凄まじい速度、瞬きが間に合ったのがほとんど奇跡みたいなレベルで、つまりしばらくの間は膝をついたまま起き上がれそうにない。

「いやすみません、大丈夫です、もう大丈夫でっクァァったぁだめだっつぅ」

「あっ、アァァごめッ……ウッ、きっきりのッくぁぁ、ごめッアァァ……!」

 ふたりでぼろんぼろん泣きながら悶え苦しみのたうち回る、連休中のショッピングセンター入り口。さぞや異常な光景だったとは思うけれど、でもそんなことを気にしている余力なんてなかった。

 失明の危機。というか激痛。ちょろみさんはちょろみさんでまた大変だったみたいで、一応ワイシャツの下に白地のTシャツを着ていたからどうにか大惨事だけは免れたものの、でも前を押さえたり背中を気にしたり、あとあと聞いてみればまあ無理もない話、

「あっ、あのっ、後ろッ、ほ、留め具ホックがっ」

 とのこと。あまりにも完璧なワンショットツーキル、正直「すごいなお前」くらいの感想しかないというかもう目がものすごく痛い。本当に痛い。「出鼻を挫く」というのはまさにこのこと、もう最初から全部なにもかもだめな感じになった僕とちょろみさんの、まず取るべき行動はこの時点で決まった。

『ちょろみさん合流しました。ちょっと軽い買い物だけ済ませてからそっちと落ち合います』

 回復後、携帯電話スマートフォンから送ったメッセージ。顔を上げた先にあるのは肌着屋さんというか下着屋さんというか、まあ要するに婦人用下着の専門店だ。

 正直、男ひとりがこんなところにいるのは相当にきつい。入り口の自動ドアの向こう、こちらをぎろんぎろん睨みつけるちょろみさんの顔が「たすけて」「ひとりにしないで」と言っているのがわかって、でもそればかりはどうしたって無理というかだってこんなの男が入るにはあまりにも勇気の必要な場所、

「すみません、この人さっきブラ壊しちゃったんで、なんか適当に見繕ってあげてください」

 と店内、手近なところにいた店員さんに押し付ける、結局はそれが精一杯だった。試着室の前、中からときおり聞こえてくる「あっ」とか「うぅ」とかに「いますから、逃げませんから」と答えて、でもなんだろうこの場違い感というか居づらい空気というか、なんかしちゃいけないことしちゃってる感じ。

 気恥ずかしい、というのもあるのだけれど。

 でも、それ以上に気になるのが他のお客さんだ。

 きっとみんな、顔には出さないまでも内心「なんでいんのおまえ」と――より正確には「おい空気読めよ」と、おおよそそんなことを思っているんじゃないだろうか。いやまあここはあくまで普通のお店、別に女子更衣室や女子トイレってわけではないのだから、僕の考えすぎといえばそうなのかもしれない。ただ、それでも我が身を振り返ってというか、逆の立場で想像したならわかる。

 もし僕が自分の下着を選ぶとき、そばに女性がいたらなんとなく尻込みする気がする。その女性は何も悪いことはしていなくて、でも個人的には申し訳ないけど「いて欲しくない」と感じる。

 だから、決まりごとルールじゃない。不文律ですらなく、いわゆる暗黙の了解にすら至らない。それでも「望ましくないこと」というのは、きっと明確に存在するものなのだ。

 ここは、僕の場所じゃない。特段の理由なく、なんとなくいていいところじゃない。

 そしていまの僕にはその特段すぎる理由があって、だからよく考えたら何も気にする必要はなかった。よかった。

「あっ、あのッ……きりのくん……ごめん、ま、待たせてごめんッ」

 ようやくのこと、試着室の中から姿を現すちょろみさん。

 その姿はまったく見違えた――みたいな、そういうところがなにひとつなくて、だって着替えたのは下着なんだから当たり前だ。かける言葉に困る。例えば「似合いますね」とか言えないのは明らかで、実際「……エッ? あッ、えぁっ?」と完全に困惑した反応しか返ってこなかった。当然だ。申し訳ないと思う。

 しかし、さすがに郊外型の大型商業施設というか、あるいはそのテナントというのが正確か。このお店、そこらのお店の婦人肌着コーナーとはおそらく違う。

 名の通ったメーカー物の下着屋さん。品質が違うというのもあるし、そこらにはまず売ってないサイズもちゃんと置いてある。ただなによりすごいと思ったのが店員さんで、なんというか実に話が早い。

 僕の通訳が必要だったのは最初の「こいつです。こいつが壊しました」くらいで、あとは「あっ」「ウッ」だけなのに話が通じている。サイズの微妙な違いや着け心地の違和感など、いくつかの不満点をただ「あっ」「ウッ」のニュアンスの違いだけで全部汲み取って、最終的に見つけ出した文句なしの完璧な一着、

「お買い上げ、ありがとうございました。ぜひまたのご来店を」

 非の打ち所のない笑顔で見送られる店の外、ちょろみさんの抱えた大きな袋。中にはいま着けているそれと同じ物が、なんと上下セットで五つほどだ。まごうことなきプロの仕事、見事というか鮮やかというか、

「あれっ。ねえちょろみさん、いくらなんでも買いすぎっていうか、もしかして僕たち騙されたんじゃ」

 という僕の感想に、でもちょろみさんは「うへっ、だいじょぶ……!」と嬉しそうに首を振る。後で聞いたことだけれど、彼女の所持しているブラジャーはすべて死んでいた。大きすぎるのだ。負荷が。

 まあ考えてもみれば当然のこと、到底布一枚で支え切れる重量ではない。なによりそこらに売っているサイズではなく、つまりなかなか買い換える機会もなくて、だからこういう時に買い溜めしておくのは基本中の基本。値は張るものの、でも贅沢は言えない。必要なのは強度だ。質を求めれば当然コストは上がる。ジレンマだった。

「パっ、パンツもねッ。ぜ、ぜんぶ、穴空いてる、から」

 別にそこまでは聞いていない。聞いてはいないけれど、でも気持ちはわかった。いいお買い物ができた嬉しさもあるのだろうけれど、でもきっと、僕に話題を振ってくれているのだと思う。僕はいま、手にした携帯電話スマートフォンのメッセージアプリで、この後の予定を確認しているところだ。

『買い物終わりました。どこ向かいましょう? あとちょろみさんのパンツ全部穴だらけって本当ですか』

 返事はすぐに来た。『うちらもおわりましたー。神っちゃんすごいよ超かわいい! あとぱんつはぼろぼろです。世紀末風』。いや結局どこで落ち合うのと、そう首を傾げる間に続けざまの二通目、

『負荷がすごくて、ちょろみちゃんはこう、むちむちのふかふかですごいので。フードコートっぽいとこあったはずなのでそこでどうでしょう。ごはんの時間だし』

 とのこと。返事は簡潔に『了解』と、あと『ふともも? おしり?』とだけ送って、その結果『どっちも』ということになった。なるほど。普段ツナギや作業着ばかり着ていたからわからなかったけれど、よくよく見てみればその通りだ。

 胸だけじゃなかった。この人は基本的に全身むちむちのなんかもう肉の暴力みたいなひとで、暴力性を感じないのはせいぜい顔から肩にかけてと、あとは腹および腰回りとふくらはぎから足首くらいのものだ。ピンポイントだ。許されるんだろうかこんなこと。

 フードコートまでの道すがら。僕の隣、まるで大事な宝物でも運んでいるみたいに、さっき買った下着の袋を抱え込むちょろみさん。

「よかったですね。いい品が見つかって」

 思わずそう声をかけて、でもよく考えたら何もよくなかった。なんで僕らはいまこんな遠いところにいるやら、最初の疑問がまるで解決されていない。が、でもそれもどうでもいいと言えばもうどうでもよかった。

 隣の、ちょろみさん。その周囲をいつも取り巻いている深い闇、それが少し薄らいで見えるからだ。

「あっ、うっ、きりのっ、くんっ。あっ、ありがとッ。ごめん、ありがとねッ」

 なんて、この程度のことでお礼まで言う、そんな余裕もあるほどだ。何に対してのありがとうなのか、それはいまの僕にはよくわかる。

 たぶん、ひとりじゃだめだった。

 あんなところに放置されたらひとたまりもない、その感覚はさっき僕自身、試着室のすぐ外で味わったばかりだ。疎外アウェー感。よく聞く言葉でいうならそうなる。つまるところ、「ここは僕の場所じゃない」という感覚。

 通路を行き交う人の波。漠然と眺めて、ふと思う。

 知らない場所に知らない人達。それはきっと、これまで何度も見てきた光景だ。僕には故郷がない。あちこち各地を渡り歩いて、その度に味わってきたはずの感覚。

 最初は、恐れた。

 そのはずだ。周囲の環境が丸ごと入れ替わるのが怖くて、行く先々で僕とその土地とを繫ぐ拾い物を探して、でもいつしかそのこと自体を忘れた。慣れていた。新しい場所、見たことのない風景と、見知らぬ人々。それらに何も感じなくなって、残ったのはただ能天気な新鮮味と、あとはそこに飛び込んでいく高揚感だけだ。

 悪いことでは、ないと思う。大人になった。いつまでも臆病な子供のままじゃなくて、ちゃんと嫌なものを全部ゴミ箱に捨てることを覚えた。焼却炉で燃やして煙にして忘れて、それを「成長したんだ」と、そう言ってもおそらく間違いではないと、その考え自体はやっぱりあるのだけれど――。

 なんでだろう。

「……僕も何か、買っておけばよかったかな」

 無意識のうちに漏れ出た呟き。「エッ」と青ざめる隣の彼女、ふと目を向けて、やっぱり思う。

 ――知ってる。まだひと月ほどの仲だけれど、それでも。


 初めての土地、どこか遠くの風景の中。

 見知ったその姿だけがぼんやりと、なんだか浮かび上がるみたいに見えた。

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