応援コメント

「父親の後始末」への応援コメント

  •  貴方への応援コメントを書くためだけにカクヨムのアカウントを取得しました。
    超絶応援します。ハッキリ言います。ラノベは諦めましょう。向いてません。だって貴方はラブコメの一人称で『風来坊気質の男子高校生だ』なんて書いちゃう人です。決定的に言葉が若くない。言葉を本から覚え過ぎてしまったのです。
     同じ理由でウェブ小説も向いてません。貴方はライトな作家ではなく、ゴリゴリのお堅い作家に向いているのです。それも恐らく純文学系。
     youtubeで芥川賞作家の羽田圭介先生がおっしゃっています。純文学は起承転結から外れたものだそうです。面白いのでぜひ一度『羽田圭介 純文学』で調べて見てから、純文学にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
     悪口ではなく、単純に貴方の生きる環境は普通の人からすれば特殊です。仕事も、家庭環境も。貴方には不本意でしょうが、それだけで人を惹きつけます。少なくともこのエッセイの語り口に私は惹きつけられました。繰り返しますが悪口ではないです。バカにしてもいません。
     一度飾らない言葉で、身の回りを綴ってみてください。純文なのでオチはいりません。貴方から見た情景や感情を書き記すのです。兄弟や母親、職場の人に取材して、素直に貴方の感性のまま綴ってみてください。小説家志望の熱い貴方を前面に出さず、季節労働に従事しつつ、厭世的でミニマムに生活する貴方から見た世界を綴りましょう。弟が主人公でもいいでしょう。頭を使うのはプロットではありません。素直な言語化による表現です。
     決してラノベみたいなゴテゴテの装飾過多あるいは描写不足に毒されてはいけません。村田先生のコンビニ人間だとか、森見先生の太陽の塔だとか、賞を取る作品も決して小難しい言葉を使っているわけではないですよ。

     私は審査員ではありません。同じ小説家を目指すただの人間です。何の保証もできない応援者ですが、私は貴方が書いた世界観が読みたい。ぶっちゃけ私は貴方の有名ミステリー作家に影響されただけの、それっぽいミステリーには興味がありません。ネットに上がっているような古臭いラブコメディなんて貴方が書こうものなら逆に殺してしまいたいくらいです。
     日本中に貴方が『なんだかなぁ』と感じる世界をぜひ伝えて、みんなに『なんだかなぁ』と知らしめて欲しい。っていうか、もし私が作家になったら確実に貴方を書きたい!貴方の不可思議な世界を面白おかしく書きなぐってやりたい!
     熱意のまま書いたもんだから長文になってしまいました。見苦しくて申し訳ない。ですが、これは貴方の文章がもたらした熱でもあるのですよ。それでは。

    作者からの返信

    おっしゃる通り、言葉を覚えすぎてしまったとは感じたりします。
    また後日書きますが、今年の3月にすばる文学賞に応募しました。飾りっ気のない純文学短編です。他にも書きたいことが新しく出てきて、そこに合うフィールドが純文学だと感じています。
    とはいえ、ライトノベルもミステリも私を作ってくれたものである以上、挑戦は続けます。
    目標を一点に定められないのは私の弱みかもしれません。せっかくの熱いお言葉に冷や水を浴びせるようで心苦しいですが、そのとき一番書きたいものを優先するというスタンスだけは崩せません。
    ただ、今、書きたいことがたくさんあります。それらは純文学と呼ばれるものなのではないかと思っています。今年は文學界新人賞、太宰治賞にも送るつもりで、少しずつ純文の割合は増えていくでしょう。そのあたりは、またこのエッセイの本文に書きます。
    私のためにここまで時間を使ってくださり、本当に嬉しく思います。(的を射た返答になっているか怪しいですが)ありがとうございます。

  • この文章自体がエッセイとして面白いが、私小説となるとこれとは勝手が違うということだろうか。

    作者からの返信

    私小説は小説であることを意識してしまうせいか、まったく思うように書けませんでした。もうちょっと勉強してみます。