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2021年1月4日 22:39
あけましておめでとうございます。新年の始まりにあたって、この長大な作品を書き続けている作者様への感謝と敬意を表したいと思います。ようやく第ゼロ章の春による過去の回想から、現在直面している危機的状況に戻ってきましたね。最後に置かれたNecoへの思いがどのような意味をもつのか、がこの先の春の行動や決断を通して明らかになってゆくのが興味深いです。それにしても、第ゼロ章のなかで描かれた春は、周りから劣等者として辱めを受け続けた結果、自分自身の存在を苦痛に感じるようになってしまいました。そんな春はきわめて無力で、自分を肯定することすらできない、弱者として描かれていました。これに対して再開された第九章での春は、自らの直面する危機を分析し、それをもとに反撃を試みようとしています。そしてその実行にあたり、必ずしも味方とは言えない葉隠さんに協力を求めたり、南美川幸奈にこれからどうするのか、指示しようとする姿が描かれています。その力強さは、第ゼロ章での春の姿とはつながらないようにすら感じます。いったい何がきっかけとなって春を現在のような姿へと変えたのか、そしてそのことと、南美川幸奈をヒトイヌから人間へと戻そうとすることと、どのようにつながるのか、といったあたり、非常に興味深いところです。何よりもまず、作者様の思いどおりに作品にしてゆくことを願っております。どうか、ご自身の作品に自信をもって書きすすめられますように!
作者からの返信
ありがとうございます。このようにお伝えいただくこと、ほんとうに励みとなっております。これからもがんばって書いていける、と思うことができます。章ごとに表現されていることも、とても深く、そして鋭く感じ取っていただきまして、お伝えくださりまして、ほんとうにありがたいです。自信をもって書きすすめていきたいと思います。がんばります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
あけましておめでとうございます。
新年の始まりにあたって、この長大な作品を書き続けて
いる作者様への感謝と敬意を表したいと思います。
ようやく第ゼロ章の春による過去の回想から、現在直面して
いる危機的状況に戻ってきましたね。最後に置かれたNecoへの
思いがどのような意味をもつのか、がこの先の春の行動や決断を
通して明らかになってゆくのが興味深いです。
それにしても、第ゼロ章のなかで描かれた春は、周りから
劣等者として辱めを受け続けた結果、自分自身の存在を苦痛に
感じるようになってしまいました。そんな春はきわめて無力で、
自分を肯定することすらできない、弱者として描かれていました。
これに対して再開された第九章での春は、自らの直面する危機を分析
し、それをもとに反撃を試みようとしています。そしてその実行に
あたり、必ずしも味方とは言えない葉隠さんに協力を求めたり、
南美川幸奈にこれからどうするのか、指示しようとする姿が描かれて
います。
その力強さは、第ゼロ章での春の姿とはつながらないようにすら
感じます。いったい何がきっかけとなって春を現在のような
姿へと変えたのか、そしてそのことと、南美川幸奈をヒトイヌから
人間へと戻そうとすることと、どのようにつながるのか、
といったあたり、非常に興味深いところです。
何よりもまず、作者様の思いどおりに作品にしてゆくことを
願っております。どうか、ご自身の作品に自信をもって
書きすすめられますように!
作者からの返信
ありがとうございます。このようにお伝えいただくこと、ほんとうに励みとなっております。これからもがんばって書いていける、と思うことができます。
章ごとに表現されていることも、とても深く、そして鋭く感じ取っていただきまして、お伝えくださりまして、ほんとうにありがたいです。
自信をもって書きすすめていきたいと思います。がんばります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!