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大学時代の幸奈の所業は高校の頃の春へのそれより苛烈さを極めていて圧巻ですね。けれど幸奈はある意味、純粋だったのだなぁとも感じます。社会の価値観に微塵も疑いを持たず、周りの言葉をそのまま受け入れた幸奈。3人組に対して鋭い洞察力を発揮していたにも関わらず、狩理くんや家族に対しては愚かしいほどに鈍感で。社会の歪みが生んだ暴走列車のような幸奈が、人犬にされて人間未満の痛みを知り、春に救われて改心できたあたり、根の素直さを感じます。少なくとも南美川家の中では1番まともだったのかなぁ。他の人は改心とは無縁そう。いえ、先のことはまだ分からないですが…!それぞれにどんな変化があるのか、ないのか。今後も楽しみにしてます。
作者からの返信
おっしゃる通り、幸奈はほんとうに純粋でした。
このあとああなってやっといろんなことに気づけて、って感じですね。
手段と目的が入れ替わり始めましたね。終幕が近そうです。
作者からの返信
ですねえ……。ほんとに、です。