応援コメント

百一倍までいけたから」への応援コメント

  • 更新お疲れ様です。

    僕等読者からすれば、幸奈のように「先が読めて」どこか白ける話。
    それを読めない二人から、どこまでも文学や史学が陳腐化してしまっている状況が察せられる。
    どうしようもなく即物的であり社会的強者であった高柱猫の思想に沿って、種々の思惑を取り込みつつ形成された社会はどこまでも優秀者のみに微笑んでいる。

    ここに居る幸奈があまりにも異質。
    それとも、彼女等を取り巻く社会が異質なのか。
    あるいは、双方が異質なのか?
    見定めるには材料がまだ足りなくて、もどかしいですね……

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    とんでもない世の中になってしまってますよね……。
    物語、といういまの私たちにとっては当たり前のベースが失われると、こうなってしまうんだなあ、と思っております。

    なにが異質で、なにが異質でないか。
    これからもこの社会に向き合って書いていきたいと思います。よろしくお願いします。