今回の話を踏まえた上で描写を遡ると
・ひだまりをゆずるかのように
「……あ、あ、……ああうう、うわあああ……わああああああ!」
吠えている。
首もとには案の定、焼き印があった――すでに声帯を焼かれてしまったあとだろう。しゃべりたくとも、もう、声を出すことしかできないのだ
・僕たちは歩き続けなければならない
どこかで動物かあるいは人間未満が泣き叫ぶように呻く声
・やっぱり、犬
なにをしゃべりかけても、人間の言葉で返事はしない、……できない、わんわん、きゃんきゃん、くんくんーって鳴くだけ
やはり、ダックスフントの仔は声帯は弄られていないようですね。
作者からの返信
そのあたりもおいおい書いてゆきたいです。
方言にまで、正しさや対価が必要なのですか…
シュンくんが、卑屈になる気持ちもわかりますが、社会がゲシュタルト崩壊してきました
ちょっと、“太陽がまぶしかった”という理由で無軌道な暴走をしたい気分ですw
作者からの返信
おっしゃっている感覚、とてもよく伝わってきます。
そういう感覚を呼び覚ます社会ですよね。
「“太陽がまぶしかった”という理由で無軌道な暴走をしたい」という表現も、深く感じます!