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2019年1月8日 23:52
ここまで読んできて、来栖春という人間がなぜここまで卑屈なのか、わかった気がします(見当違いかもですが)口癖のように言う「いじめられたのは僕が劣等すぎたから」これは思い込みが激しいのかと思ってましたが、実はそうではないのではないかと彼はもしかして、人間という生き物に過剰な期待を抱いているのでは?たいした理由もなく他人を傷つけるような人間なんていない。そこには、ちゃんと理由があるはずだそんな風に、人間が理性的な存在だと信じたいのかな?実際の人間は感情に振り回されてばかりだし、たいした理由もなく他人を傷つけるクズも少なくないしかし、どしがたい理想主義者の彼はそれを受け入れられないだから苦しみ続ける彼に言ってやりたいですね人間なんてたいした生物じゃない。もっと自由に生きろ、って
作者からの返信
春はそこらへんがやたらと優しいですよね。そして弱く、やわい。いちいちまともに受けなければ、たぶんいじめだってもうちょっと跳ねのけられたはずです。でも、春にとっては、高校時代もいまも一貫して「人間は人間」で、だから幸奈も人間。そこに素直な理想を寄せる彼は、ある言い方をすれば愚鈍そのものでしかなく、そしてまたある言い方をすれば、だからこそこのいわゆるディストピア社会で主人公たりえるのだと思って、書いてます。
2019年1月6日 21:59
なんとまあ、ここまでする違うとは近くにいるから言葉にしない。言葉にしないから伝わらない。こうやってすれちがううんだなあ。相変わらずここぞと言うときに垣間見える等身大の人間性こそ綺羅星のごとしですね。
そうですね、やっぱり言葉にしないとわだかまるものがあります……。綺羅星のごとし。ありがとうございます。星空のような小説はじっさい理想として抱いて目指しているところでもあるので、とても嬉しいです。
2019年1月5日 11:42
更新お疲れ様です。直接言葉にはしなくても。空の仕草からは強い怒気が伝わる。それでも、態度とはちぐはぐながらも。表面上は落ち着いて目的を果たそうとするのは、春が持ち得なかった社会性なんでしょう。そういう言外の部分に疎いからこそ春らしいと言えるし、ここで伝わらないのは仕方ない……もどかしいですけどね。
いつもありがとうございます。そうですね、やはり似ているところもあれば、異なるところもある姉弟です。ただ、不器用なのはどちらもなので……そのせいでいままで向き合えてこなかったのでしょうねえ。勝手に考えてぐるぐるするところは似ている姉弟です……。
2019年1月5日 07:10
春君、これ実は完全に怒ってるよ。うざいと思ってるのは本当だけとそれとは別に君をいじめたのとそのせいで母さんが悲しんだ理由を作ったのには激おこだよ。でもいじめの内容まで細かく知ったら君の性格がどうの以前に家族として火山噴火だろうけどね。
えっぐいとこですよね……家族に知られるっていうのが、また……。
ここまで読んできて、
来栖春という人間がなぜここまで卑屈なのか、わかった気がします(見当違いかもですが)
口癖のように言う「いじめられたのは僕が劣等すぎたから」
これは思い込みが激しいのかと思ってましたが、
実はそうではないのではないかと
彼はもしかして、人間という生き物に過剰な期待を抱いているのでは?
たいした理由もなく他人を傷つけるような人間なんていない。そこには、ちゃんと理由があるはずだ
そんな風に、人間が理性的な存在だと信じたいのかな?
実際の人間は感情に振り回されてばかりだし、たいした理由もなく他人を傷つけるクズも少なくない
しかし、どしがたい理想主義者の彼はそれを受け入れられない
だから苦しみ続ける
彼に言ってやりたいですね
人間なんてたいした生物じゃない。もっと自由に生きろ、って
作者からの返信
春はそこらへんがやたらと優しいですよね。そして弱く、やわい。
いちいちまともに受けなければ、たぶんいじめだってもうちょっと跳ねのけられたはずです。
でも、春にとっては、高校時代もいまも一貫して「人間は人間」で、だから幸奈も人間。そこに素直な理想を寄せる彼は、ある言い方をすれば愚鈍そのものでしかなく、そしてまたある言い方をすれば、だからこそこのいわゆるディストピア社会で主人公たりえるのだと思って、書いてます。